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あなたの悩みは【両親のダブルバインド】(二重拘束)が原因かもしれない?

「幸せになりたいはずなのに、なぜかなれていない。しかもそれを自分が無意識的に遠のけている気すらする。」

「悩んで葛藤してしまう癖がある。もっとシンプルに思考できなものか」

と思うような方により参考になるかと思います。

この記事では梯谷幸司氏の「無意識のすごい見える化」の内容を参考にしなら、ダブルバインドへの対処法を解説していきます。





ダブルバインドとは


二重拘束とも呼ばれ、心理学を学んでいる人にはお馴染みのキーワードですね。

これは2つの矛盾するメッセージを受け取った結果、どう反応していいかわからなくなって身動きが取れなく状態を表しています

通常、親子間で起きるコミュニケーションの矛盾を指します。

例えば、

「怒らないから正直に話してごらん」
と言われ、正直に話したら
「怒られた」

「好きなもの買ってあげるよ」
と言われ指定したら
「それは買えないよ」
と言われた。

結果として、子供は他者に対して疑心暗鬼になってしまう。そして大人になった後も人間関係に支障きたしてしまうと言う内容です。

世間ではいわゆる毒親と呼ばれるような対応かもしれません。


顕在意識と潜在意識間にも存在


ダブルバインドは親子間だけではなく、潜在意識と顕在意識の間でも存在すると本書で指摘されます。


「私が幸せになると、親の苦労を際立てしまう。

周りが大変な思いをしているのに自分だけ楽しい思いをしてはいけない」

家族が辛い立場にあるのに、私が先に幸せになってはいけない」

と言う葛藤が生まれることも数多くあるのです

これらは全て家庭環境が大きく影響しています。

また、ダブルバインドな状況ですと、脳が混乱しどっちへ進めばいいのかわからなくなってしまうのです。

本来、目標を達成できる、幸せになれる、にも関わらず、幼少期のダブルバインド経験がそれを阻止している節はないでしょうか?

ぜひ探ってみてください。


私の幼少期体験を考察


このパートは本書に記載はなく、私自身のダブルバインド経験を振り返ったものです。

1. 欲しいものが手に入らないのは、幼少期の買い物経験?


小学1年生くらいの頃、デパートで

「欲しいものあったら買ってあげるよ」と父親に言われたのですが、特に私としてはなかったので、何も言いませんでした。

すると、「お兄ちゃんと違って、手がかからないねぇ〜」と笑っていた父親を鮮明に覚えています。

それ以来

・お金を使わなかったら、両親が喜ぶ

・〇〇が欲しいけど、買ってもらうと両親のお金が減ってしまう

という誤った認識からダブルバインド状況を作り出してしまいました。

それから、欲しいものを買えるお金があるにも関わらず、なぜかうやむやにして買わない、という癖ができてしまった時期があります。

2. 両親の喧嘩の記憶が、感情を押し殺して我慢する癖に?


父親と母親の間で意見が別れ、喧嘩していた記憶がありました。内容は覚えていないのですが、、

とにかく、怒鳴り声が不快で、恐怖心もあったわけです。

「今何を言っても怒られそう」 
「怒鳴り声は悪いものだ」
「感情的にはならないほうがいい」
「どちらかに味方につけば、反対の方に怒られ、嫌われてしまう」

という偏った考えになってしまいました。

私個人的に、親子よりも両親(母親と父親)のダブルバインド状況を目撃した経験の影響は大きいかと感じました。


ダブルバインドへの対処法


親に友達に、「昔〇〇と言われて傷ついた」と打ち明けても、「え、そんなことあったっけ?」と覚えてなかったり、悪気があったわけではない、というケースもありますよね。

つまり、出来事自体はほんの些細なことなのです。


「無意識のすごい見える化」 では脳内の親から解放がテーマです。

つまり、自身のその時の記憶にさか戻り、 親や自分自身をコーチングしてあげて、記憶を書き換えるのです。


私の例でいうと、こんな具合に変化します。

書き換え前
「倹約するのはいいこと」

書き換え後
「欲しいものを手に入れることは素晴らしい」
「お金は交換手段」

これからのふさわしい言動
「自分を褒めて、報酬を目一杯与えてあげよう」


書き換え前
「感情的になるのは悪だ」「だったら自分が我慢すればいい」


書き換え後
「人と意見が食い違うのは悪いことではない」
「最終的に和解すればok」
「感情は伝える手段の一つ」
「一時的に感情的にもなってもいい」


これからのふさわしい言動 
「良い関係構築のため、自分の感情を示して、意思表示をする」

2つケースを自己分析すると、 「我慢」 が共通しているものだとわかりました。

今の自身の陥りがちの癖や罠はないか?

幼少期のどんな経験がそれを形成したのか?

脳内の親や出来事の解釈を書き換える

潜在意識・セルフイメージの変化

というのが本書の要点です。

「今のこれは、あの時の出来事がきっかけだったんだ!!」と気づけた瞬間、大きな開放感と、自己変革をもたらしてくれます。

もっと知るには


このように、言語テクニック、脳科学、心理学を組み合わせた様々な手法が紹介されています。ワークショップもあり実践的で充実しています。

本書はAmazon unlimited 内の中に入っているので、初月無料で購読可能です。

また、著者の梯谷氏はトランスフォームマネジメントとという会社を経営し、無料ウェブセミナーなども開催されています。 

読んでいただき、ありがとうございました。ではまた🖐️


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