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【注意】FB個人アカウントは2段階認証NG!の理由とは・・・
こんにちは!すばるです。
この度は、僕のnoteに興味を持って頂いてありがとうございます。
“なぜ、FB個人アカウントで2段階認証をしてはいけないのか?”について解説します。一過性のテクニカルな話ではなく、FB広告を続ける上で土台となるアカウント対策のお話もしますので、参考にして頂けますと幸いです。
〜自己紹介〜
はじめましての方もいると思うので、簡単に自己紹介をさせて頂きます。
僕は現在、FB広告を使ったアフィリエイト・広告代理店業を行なっています。これがメインの事業となり、その他にも広告運用講座の講師・コンテンツ販売・企業コンサルなどなど複数のビジネス展開をしています。
と、今でこそ順調にビジネスを進められていますが、元々はヒドい環境で生活していた人間です。
激安給料のブラック企業で働き、すすきの(札幌の歓楽街)で家賃3万2000円のボロマンションに住み、借金漬けになり、将来への希望も持てず生活していました。
広告運用をしている人は大きく分けると2パターンかと思います。代理店・ECメーカーの人たち(社員さんが多いと思いますが)と、個人アフィリエイターからスタートした人たち。
僕の場合は完全に後者で、この環境に身を置いたおかげで、ブラック企業を卒業して今に至ります。
とはいえ、自分自身の才能・スキルのおかげで稼ぎ続けてきたわけではなく、同じステージで切磋琢磨する仲間たちのおかげで生き残っていられるレベルの人間です。
WEBの世界はあまりにも変化が激しいので、個人が一人だけで稼ぎ続けるのは不可能です。
なので、このレポートを読んで頂いた方と、また今後も切磋琢磨できる繋がりができれば嬉しいなと思って、このnoteを執筆しています。
話は戻りますが、、、僕が得意なのがFB広告まわりのアカウント対策についてです。
法人コンサル・広告運用講座の講師として、今までに述べ1000名以上のFB広告運用のサポートをさせて頂きました。コミュニティメンバーから常に新鮮な情報を得て、問題が起きた時にはその対策方法をアドバイスし続けてきました。
そのために、今までアカウント対策だけのために数百万以上の費用をかけて検証してきたので、圧倒的な情報量と対処法のノウハウが確立されています。
そうした経験を生かし、以前にはFBアカウント対策のレポートをTwitterで公開させて頂きました。(Twitterで809リツイート・355いいねの評価を頂いたレポートです)
こちらは現在も公開中なので、FB広告アカウント対策の全体像を理解したいという方はぜひ内容を確認して頂ければと思います。
↓【FB広告アカウント対策の特別レポート】はこちら
◆なぜ今まで、2段階認証を重視していたのか?
それでは、本題です。
FB広告を進めていく上で、個人アカウントを育てることは必須です。
作成したばかりの新米アカウントではビジネスアカウント(ビジマネ)を作成できないし、広告配信をしてもすぐにアカウント停止につながるからです。
僕が自社で使う個人アカウントは必ず2段階認証してきましたし、コンサルしている方々にも「必ず、2段階認証をしましょう」と口をすっぱくしてお伝えしてきました。
その理由は、2つあります。
1つ目の理由は、セキュリティレベルを高めるためです。
Facebookでは常にアカウントが乗っ取られる危険性があります。このリスクを防ぐために一番効果が高かったのが2段階認証というシステムでした。
実際、僕が今までに一般ユーザーから買い取った個人アカウントのいくつかでも乗っ取られた形跡がありましたし、全世界的に乗っ取り行為は常に行われています。
乗っ取りを行うようなハッカーは、2段階認証をしていないアカウントを見つけ出すようなツールを使っていることが発覚しているので、Facebookにとっては本当に大きな脅威となっていたようです。
2つ目の理由は、2段階認証を行う(=セキュリティレベルを高める)ことで、若干ですがアクティビティレベルが高まることが確認できていたからです。
※アクティビティレベルとは、わかりやすく言うとFacebookからの信用レベルになります。詳しくはは、冒頭で紹介したレポートをご参照ください。
実際、僕の有料教材を購入して頂いた方に発行している定期メルマガでも、2段階認証を推奨し、その上でリカバリーコードの活用も推奨してきました。
※リカバリーコードというのは、2段階認証をした上で使うことができる、使い切りの認証コードのことです。
その時のメルマガの内容がこちらです。
----------------【メルマガより一部抜粋】----------------
リカバリーコードについては知らない人も多いかと思いますが、
ほんと便利なんですよね。
で、意外にも知られていないのが、
“二段階認証を求められた時、入力が遅くなるほどFBから怪しまれる”
という裏の仕組みがあります。
いざ、二段階認証を求められた時に
慌てて二段階認証してたスマホを探して、アプリで二段階認証して・・・
とやっていると、時間がかかるほどFBから怪しまれます。
結果、信用度は落ちるし、身分証の提出を求められやすくなったりします。
それを避けるためにも、
リカバリーコードを作成してメモっとくのは
すごく有効です。
----------------【抜粋は以上】----------------
ただ、この状況が変わってきたというのが今回の話です。
◆なぜ、2段階認証をしてはいけないのか?
これらの2つの理由により、僕は2段階認証を徹底していました。
ところが最近、ある事件が起きました。
弊社ではメイン事業の他にも、FB個人アカウントの販売事業を行なっています。この事業のために、複数の法人・個人業者と連携して個人アカウントを作成・育成しています。
(余談ですが、この業者たちはあらゆるリスク分散をして管理するのが仕事なので、もうハッカーみたいなレベルの人たちですw)
アフィリエイター・広告代理店・メーカーの広告運用者さんが、大きな予算を消化するために、うちから個人アカウントを仕入れてくださっています。
予算が大きいと、それだけBANリスクが高まりますが、そんな状況にもしっかり耐えてくれるようなアカウントを納品しています。
そして、質の高い個人アカウントを育てるためには、常にFacebook側のセキュリティレベルの動向を意識して動く必要があります。
(Facebookは時期によってセキュリティを強化したり緩和したりを繰り返しています)
セキュリティレベル・アクティビティレベル共に合格ラインに達したアカウントをお客さんに納品しているのですが、つい最近、事件はおきました。
お客さんに納品直前だった、セキュリティー耐久が強いアカウントが8つも潰れてしまったんです。
そして、ここが重要な部分です。
これら8つのアカウント全て、潰れる直前に以下の行為をしていました。
・2段階認証
・セキュリティコードのリセット
そうです、どちらも2段階認証に関わるセキュリティまわりの動作です。
これらの動作を行なった直後に個人アカウントが8つも潰れてしまったので、それまでに長い時間をかけて育成した努力が全て無駄になってしまったんですね。
長いものだと、半年近くも育成に時間がかかったアカウントもありました。
このnoteを読んで頂いている方の中には、当たり前に数ヶ月は個人アカウントを育てているという方もいるかと思います。
その努力を無駄にしないためにも、(少なくとも今は)2段階認証をすることはやめておいた方が良いです。
こうした背景があったので、僕としては2段階認証は今後、お勧めできません。
ちなみに、この傾向はあくまでも現状レベルのお話です。Facebookのこうしたセキュリティ関連のトラップのような仕様はガラッと仕様変更されることが多いです。
そのため、例えば半年後に状況が変わるようであれば、またTwitterやメルマガなどでお知らせさせて頂こうと思います。
それと、既に2段階認証しているアカウントに関しては、わざわざ解除しなくても大丈夫です。設定・解除どちらにしても、そこを触ること自体が現状トラップになってしまっているので、そのまま使ってみてください。
※FB広告アカウント対策のコンプリート版・解体新書(https://goudou-orange.com/lp-kaitai/)では2段階認証を推奨していますが、今回のnoteの情報の方が新しいので、教材購入者の方もご注意ください。
また、2段階認証をしていないアカウントで認証を求められる場合、現在は画像認証が主流になってきています。
顔写真が表示され、その人物の名前を選択するという認証方法です。
この時にも、選択するのに時間がかかってしまうとスパム(ツールを使っていると認識される)判定されてしまい、個人アカウントにロックがかかったりBANされることがあります。
もし認証を求められた場合は後回しせずに、遅くても4分以内程度で認証を完了するようにしてみてください。
◆2段階認証がBANの原因となった理由とは
ここで1つ、重要なお話をします。
今までFacebook側がセキュリティ対策として重要視していた2段階認証が、なぜトラップのような仕様になってしまったのか。
それは、多くのFacebookユーザーが2段階認証周りを一斉に触るようになったからです。一般ユーザー・広告運用者だけでなく、ハッキング集団もしかり。
Facebookで特定の箇所を触ることによってBAN・利用制限などが起きる現象を、僕はトラップ現象と読んでいます。
今回、このトラップ現象が起きた背景はこんな感じです。
悪徳業者がアカウントを乗っ取る
↓
ログインIDを変更し、2段階認証をする
(乗っ取ったアカウントに、元の持ち主がログインできなくするため)
↓
この手法が急増
↓
FacebookのAI判断:「2段階認証を設定=悪さをしている」
経験則による仮説も入っていますが、大枠はこういったイメージです。
このAIの極端な解釈こそが、トラップ現象につながります。
例えば・・・
(FBのセキュリティレベルが高まり)
個人アカウントBANが急増
↓
ビジマネ作成
↓
すぐに管理者を追加する
(個人アカウントがBANしたらビジマネに入れなくなるから)
↓
管理者を追加すること自体がトラップ現象となり、ビジマネがBAN
といった具合いです。
もともとは、こんな仕様じゃなかったのに、個人アカウントBANが急増した結果として、新規ビジマネではこれがデフォルト(ビジマネ初期制限)になりました。
このように、AIの拡大解釈から起きるトラップ現象のロジックを理解していれば、解決策も自然と見えてきます。
Twitterなどを見ていると、「ポリシー違反しない記事・商品・クリエイティブを使っていればアカウントBANすることはない」と言う人もいます。
ただ、AIが支配しているのがFB広告です。このAIは常にバグと修正を繰り返しているので、ポリシーを守っているだけで広告を出し続けられるというのはありえない話です。
このロジックを理解していないと、何か問題が起きた時、元の状態に復活するまでにあまりにも長い時間と多大なコストがかかってしまうので注意が必要です。
また、直近のアカウント対策で特に注意すべきポイントについても別途noteにまとめましたので、そちらも参考にして頂けますと幸いです。
【今回のまとめ】
・2段階認証後にBANする可能性が高いので要注意
・すでに2段階認証しているアカウントはOK
・トラップ現象の仕組みを理解すると解決策が見えてくる
今回のnoteは以上になります。
またアカウント対策関連については情報を出していきたいと思っていますので、楽しみにして頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。