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とって付けたようなビジョンは、誰にも響かない。

「何よりも大切なのは、心の部分なんです」

「新しい商品とか、パッケージとかよりも、そこに心が込められているかということが最も重要です。そうでないと消費者に響かないし、長続きしません。ですから、必ず価値観や理念といった本質をしっかり固めた上で、商品づくりを進めていきます」

瀬戸内の過疎地に移り住み、地域に昔からある素材で新しい商品やブランドづくりに力を入れている男性の言葉。数年前に取材した際、地場の事業者さんたちとしっかり信頼関係を結び、埋もれていた素材に新たな光を当てていく堅実な仕事ぶりに感銘を受けました。

―本質を固めた上で、商品づくりを進める。

これは商品に限らず、事業でも、店舗でも、人づくりでも同じだと感じています。

記者として18年間の取材活動を経て、WEBマガジンのライターとしてこれまで4年間、地元の経営者など270人以上にインタビューしてきましたが、「本質」の大切さについては取材のたびに深く気づかされます。

やりたいこと、形にしたい世界など、価値観や理念が明確な方は、ほとんどブレることなく、そのビジョンに向かってまっすぐに歩み続けている―そんな印象があります。

その想いが純粋であればあるほど、地域からも応援され、コロナ禍など困難な状況でも折れることなく、皆さん乗り越えていました。

反対に、取材を通じて「本質」が見えづらい方やお店などは、あまりいい結果を生んでいません。なかにはその後、事業を辞めてしまったケースも。そのうち2事業者は、取材そのものを途中で断われました。

欠かせないのは、以下の3点。

① 独自の経験

② そこから生まれた想い

③ 以上2点を基盤とした社会性のあるビジョン

特に、③が最も難しく、同時に重要です。なぜなら、ここが薄いと独り善がりでしかないからです。かといって、とって付けたような理想を掲げても、周囲にはほとんど響きません。

あくまでも、①と②の土台の上に掲げる必要があります。

つまり、「あなただからこそ」の本質的なビジョンであることが大前提なのです。

……といっても、自分で自分の深い部分を探り、少しずつ気づきを深めていくのは難しい。また、それを言語化して発信することに苦手意識をお持ちの方も少なくありません。

そこで、これまでの事業者さんへの取材経験をもとに、インタビュー形式でじっくりとお話をお聴きし、本質を探っていく「ビジョン探究インタビュー」を始めます。「私だからこそ」という仕事を展開されたい方は、お気軽にお問い合わせください。

求めている世界に近づくお手伝いをさせていただけると幸いです。

インタビュー 1時間✕3回(オンライン)

ビジョンライティング(ビジョンを明文化)

=18000円(6月末まで、税込)

お問い合わせ、無料体験はこちらから。


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