No.11 リニア・鉄道館
ドーモ、ありです。
名古屋水族館へ行く前にもう一つ行ってきたところがありました。
それがこのリニア・鉄道館。往復の新幹線が入場料込みで16kとなり、ちょっとしたバウチャーもついてきてお得な日帰り旅行商品の活用です。
リニア・鉄道館基本情報
入館料;1,000円(大人)
年間パスポート;1,000円(高校生以下のみ)
開館時間;10:00~17:30(火曜日定休)
最寄駅から;あおなみ線金城ふ頭駅から徒歩2分
大人の年間パスポートはありません。火曜日が祝日の場合は翌日定休、GWなどは火曜日も営業しています。
エントランスから最初に迎えてくれるのは東海道本線を駆け抜けたC62 17。
狭軌におけるSLの最高速度129km/hを記録した機関車です。
300X。のちの500系以降につながる技術データの検証用に作られた試験用車両です。最高時速443km/hを記録。
速さを追い求めたシンプルな流線形が今となっては懐かしくもあり。
そしてリニア車両。最高時速581km/hを記録しいまも山梨で試験が続けられていますね。営業路線の建設も始まりました。
車内に入れます。それにしても斬新なドアの開き方である。
椅子も並んでいますが座るのは禁止されています。
メインフロアは新旧さまざまな車両が展示されています。
東海道本線の電化黎明期にアメリカから輸入されたED11
大正時代の通勤電車モハ1形。
急行用車両のモハ52。当時流行していた流線形デザインの前面です。
381形しなの。カーブの通過速度向上のため振り子式と呼ばれる車体傾斜装置を備えた特急車両です。
元祖新幹線0系。歴史はここから始まった。
100系先頭車。この顔と二階建て車両があこがれだった世代も多いのでは。
300系。スカートと一体化した先頭形状が特徴的です。
700系先頭車。朝東京から名古屋に来るときに乗りました。
新幹線の仕組みなどが学べるゾーン。
元祖ドクターイエロー。イエローというか山吹色っぽくもある。
中に入れないので通路からチラ見。165系です。
100系二階建て食堂車。東京ー新大阪が2時間半で結ばれる今では存在意義そのものが失われてしまいました。
1Fは調理室と通路。調理室の広さ確保のため通路は本当にギリギリの幅。
調理室には往年をしのばせる写真パネルが。
やや高めに感じる値段ですが、新幹線の中ということを考えればさもありなんというところか。
大きな窓が車窓を楽しませてくれる食堂車2F。車両の中ということまで忘れそう。
こちらは0系の食堂車。平屋構造なので階段はありません。
0系食堂車内部。テーブルや椅子のデザインが時代を感じます。
通称花魁列車。線路周囲の建築物に当たらないか確認するための車両です。
特大ジオラマではN700系が走っています。
リニアも残像を残して試験線を往復しています。
細かいところに遊び心。痛車が並ぶ駐車場。
中央の名古屋駅地下深くには開業後のリニア線の駅ができています。
日が傾いてきても電車は各地を走り回ります。ここは伊勢神宮。
夜は各所がライトアップ。
保線車両が出てきて深夜の工事中。
右側は東京の新橋あたりが再現されています。
東京側からジオラマ全景。
中央名古屋エリア。
京都・奈良エリア。もっと左へ行くと大阪エリアです。
大阪エリア。奥に太陽の塔が見えたり高速道路の左では甲子園が見えます。
N700系運転シミュレータ。大宮の鉄道博物館ではE5系が人気ですが名古屋でも新幹線が人気です。
リニアモーターカーの仕組み解説コーナー。磁気浮上式「マグレブ」の仕組みの解説とも言えます。
2Fから車両展示エリアを俯瞰。
キッズエリア。プラレールなどで遊べるようです。
企画展では100系を中心とした進化について。
日曜日最後の新大阪行きをシンデレラエクスプレスというなら、今は21:23発ののぞみが該当するのでしょうか。新大阪には23:45着。
0~700系をずらっと。鼻先がどんどん長くなっていってます。
N700系もAからSへ。そしてリニアの営業路線開通へ。新幹線のさらなる未来へ向けて思いをはせた半日でした。