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【本紹介】渋谷ではたらく社長の告白
こんにちは!本日はサイバーエージェントの社長である藤田晋さんが書いた「渋谷ではたらく社長の告白」を紹介します。
概要
本書は24歳という若さで起業をしてそのわずか2年後に会社を上場させた藤田社長の人生がノンフィクションで描かれています。
大学時代に始めたベンチャー企業での営業アルバイト、新卒で入社した企業で圧倒的な成績、その会社を1年で退社し起業、2年後に上場、インターネットバブルの崩壊、買収の危機、これらを乗り越えての黒字経営などなど・・・・
とても泥臭い起業や会社経営のリアルが分かります。経営者ではない人にもわかりやすいように専門用語をなるべく避けて書いてあるのでとても読みやすい一冊です。
学んだこと
この本で学んだことは以下3つです。
①すぐに決断する重要性
②とりあえず行動する大切さ
③起業のリアル
一つずつ解説します。
①すぐに決断をする重要性を学びました。藤田社長は決断がとにかく早い。これが企業を成長させたことにつながっていたのです。
例えば新規事業を考えていた際、藤田社長は取引していたある顧客のビジネスを「そのまま真似すれば確実に売れる」と思い付き、作る前に営業を仕掛けました。そこでできた商品が後の上場に大きな影響を与えたのです。
また、雑誌や新聞の取材があった時はすぐに受けるようにしていました。これにより会社の知名度が上がって受注数も伸びたのでした。もし取材を渋っていたらここまで有名な企業になっていなかったかもしれません。
藤田社長のようにすぐ決断をすることが企業を急成長させることにつながっていたため、すぐ決断することは重要だと学びました。
②行動をしながら考えることの重要性を学びました。藤田社長は行動をしながら考えるタイプなので物事ごとを進めるスピード感が常人離れしています。
例えば規模が拡大して新しいオフィスを借りることになった際、藤田社長は売り上げに見合わない高い家賃のオフィスを借りるのです。その家賃に見合う売り上げを後から作ればいいという考えでそのような行動をとったのです。そして実際に結果を出しました。
他にも、新たな事業アイデアを思い付いたら商品を作る前にガンガン営業をして受注していったのです。納期までにそれを作れば問題ないということで実物なしに営業をかけていました。
このようなエピソードから、考える前にどんどん行動して前に進んでいく経営者のスピード感とその重要性を学びました。
③実際に起業をする人のリアルを学ぶことができました。ハードワーク、資金繰りの大変さ、人材集めの難しさ、上場する際の注意点などなど。起業をする人はエリートで華やかなイメージがあるかもしれませんが実際はかなり泥臭く、ハラハラドキドキの日々を送っていたことが分かります。
エピソードを上げるときりがないので実際に読んでみてください。
最後に
大企業に成長したサイバーエージェントの社長は非常に苦労し、それを乗り越えてきました。
このストーリーをノンフィクションで赤裸々に描かれている本書は、起業に興味がある人はもちろん、経営をしてみたい人、企業の実態を知りたいサラリーマンにもおすすめです。
皆さん是非一度読んでみてはいかがでしょうか!
本日もありがとうございました。よろしければフォローとスキよろしくお願いいたします!