叫びあるいは純粋ロック

うおおおおおおおおーーーーーーーーー！
俺は、いつだって！いつだって叫んでるんだ！
心の中で、瞳の奥で！父さん、母さん、姉さん、それから、よく話す友だち、それからあんまり話してないけど一応友だちっぽいやつ、SNSのフォロワー、その他くそったれみたいな俺が嫌いなやつも含めて全部！お前らはみんなそこにいるよ！全員を好きなわけでも、愛してる訳でも全然ないけど！それでも俺は！お前らの間を通り抜けたんだ！俺という体を通じて！確かにお前らは世界に存在した！俺はお前らを認める！お前らは確かにそこにいたんだ！
なあ、この叫びをお前が聞いて、もしも心が揺れたなら、その時はまた別のやつに、思いっきりこの気持ちをぶつけてくれよ。