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2021年5月16日
【日曜日と公園の子どもたち】
小さい女の子が「さっちゃーん」と呼ぶ声を何度か聞いた。私は布団の中でにわかに覚めたばかりで、窓前を耳奥で想いながら、閉じたカーテンに目をくれただけ。だから小さい女の子だったかどうか、実際にはわからないけど。日曜日の午後、三時。えー!
なんて驚くほどのことではなく、むしろ大概「そう」なのに。外では、他にもたくさんの子どもたちが遊んでいるようで、時折はっきりと聞き取れる発言もあれば、ただ漠としてにぎやかな感じがあった。先頃「お盆には、帰って来て」と母からLINEがあった。それをここに書きたい理由はわからないけど、その短い文字列に揺さぶられた胸の内を、小分けにしておきたい気分で…
布団を蹴って、ベッドから這い出た。体を起こした時にはもう、外が静かで、いつもならもっと遅くまで遊んでいるはずなのに「帰っちゃうの?」なんて、、公園に取り残されたみたい。日曜日が終わって行く感じ。「あーぁ」って雰囲気に流されたところで、明日だってお休みじゃない笑
嬉しいなぁ。寂しいなぁ。心をふらつかせて呆れたので、しかたなくピアノを弾いた。指づかいは楽しい。とくに「くぐる」時。小さい頃、習って、上達はしなかったけど、挫折もしなかった。何とも思ってなかったのだろうけど、鍵盤に触ることを覚えられてよかった、と今になって思う。気休めにしかしようのない、程度のおかげだとも思う。
他にもたくさんのことについて。「その程度」でしかないものを、大切だと思いたい。高められない、広げられないことに対して、たくさんの言い訳を抱えて、何となくソワソワしていなければならないことも、出来るだけ理解したい。
何が言いたいのかよくわからない、ので書き留めて、日をまたいだ。月曜日はやっぱり、アンニュイが染み付いてるよねー、って…
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