【国際フォーラム(配信)前日】角野隼斗 全国ツアー2022 “Chopin, Gershwin and…”


明日を迎えるまでのいろんな出来事やいろんな想いが溢れて、なんかよくわからない気持ちを書いてます。ここのところ毎日のように供給もあって、もう本当にピアニストになってくれてありがとう、同じ時代の同じ国に生まれてくれてありがとうです。

なお明日の公演は、コ口ナの感染拡大がなかなか収まらないので、会場行きを諦めての配信参加です。でも会場か配信かなんて、ここまできたら些細なことです。会場では生音の迫力や観客の熱気を感じることができるでしょう。それとは別に、配信では表情や細かな指使い、ヘッドフォン越しでないとわからない音の機微をリアルタイムで感じることができると思います。会場でも配信でも、どちらでも最高なんです。もちろん会場に行った人は配信アーカイブも視聴できるのでそこは二度おいしいには違いないのですが、『生配信』はやっぱりまた別だと思うんです。

何よりも。
この感染拡大の中で本人や関係者の中で感染者が出ることなく当日を迎えられること、今はそれだけが願いです。

ツアー中のインスタ画像に迅速検査キットらしきものが写り込んでいたことがありました。会場入りする度に検査をして、誰かが陽性だったら当日中止になっていたかもしれない……。そうなったら楽しみにしていたコンサートが演れないだけでなく、金銭的にも大きな負担を抱えてしまうことにもなったでしょう。最終日は特に。キャパ5000人の大きなホールをおさえ、一流の指揮者と一流のオーケストラに出演依頼をし、国内だけでなく世界配信という規模での開催ですから。

コンサートってめちゃめちゃお金かかるので、思ってるほど儲からないし、公演中止になれば全て払い戻し。中止でも各方面への支払いは生じる。支払いに対してこのご時世的な配慮はあるにしても、コ口ナ禍でこの規模のコンサートなんて、博打ですよ。

そんな博打ツアーを組んでくれたことも、本当に感謝です。かてぃんさんは生が好きだけど、安全な道を選ぶならコ口ナが収まるまでYouTubeで活動するって道もあったはずだし、ソリストとしてコンチェルトにも呼ばれる人なので、それだけ演奏していれば生の機会を得ながら金銭的リスクはかなり低く抑えられたはず。

きっとこの大博打に出るにあたって、彼の将来に期待する頼もしい大人たちのサポートもあったんじゃないかなとかも思ったり。イープラスの橋本会長とかも背中押してくれたんじゃないかな、なんて。勝手な想像ですけど。私は脳内でそういう人間ドラマを想像することで養分を得ている人間なので、コ口ナ禍は消耗することも多いけれどドラマも多くてアツいです。(橋本会長と角野隼斗について書いてるのはコチラ

あと、先日書いたnoteでは、長すぎて真意が伝わりきってなかったかもしれないので今一度。これは、自粛をしてほしいみたいな趣旨ではなくて、むしろ、行ける人は行ってほしいっていう趣旨のものです。

行ける人はおもいっきり楽しんで、会場をアツく沸かしてほしいんです。それはイコール、かてぃんさんをアツくさせるから。そしてアツくなった彼の音は、配信にも伝わるから。満席の会場から降り注ぐ拍手のシャワーを浴びて、最初っから最後までゾーンみたいな、ヤバい角野隼斗が観たい。かてぃんさんの消耗なんか知らんから、倒れるくらい弾いてほしい笑

私も明日が楽しみです!!!!!

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