東風戦を極めし者の憂鬱
吾輩は東風戦を極めし者である。
と書き出してみたが久々のnoteなので何も浮かんでこない。縁あって久々に東風戦の雀荘に通い出すことになったので東風戦の記事を書こうかと思った次第である。
東風戦と関西サンマは両方うんざりするくらい打ったので理解は深い。これがベースで麻雀が形成されているので六ブロック理論とかゴミだと思ってる。自分の前で六ブロックの話は止めて頂きたい。絶一門、すなわち二種類の数牌で形を厚く持つことが強いと思ってる。
戦術的なものを書いていこうかとも思ったけどレベル感を誰に合わせるかが難しい。イチから書けよと言われても人生が2周しても時間が足りない。8192周した最後の周回で書いてやってもいいかなと思う。なのでライトに今日の「やっちまったなぁ~」でも書いていこうかと思う。
ミスというものは誰にも起こることで結果に直結しないことも多々ある。初心者の方に多いのがミスをミスだと認識できていなくて繰り返してしまうのを見かける。これは初心者に限ったことではなく麻雀プロにも多く見られる。
この理由は局面を切り取った何切るを勉強会とかでやって正解を導き出すという限られた状況の問いをずっとやっているからだ。麻雀とはどういうものかという概念を共有するべきで勉強会で牌など使わなくていいと昔から思ってる。
あと基本が出来ているかということをチェックする方が大事なので立ち返ってみて欲しい。
麻雀の基本で重要なことは
1.自分の手牌の把握
2.相手との点差の把握
3.場に切れている牌の枚数の把握
たった3つのことでミスも極端に減る。この3つを考えることで何切るかは自然に導き出されるので他家の捨て牌含む場の状況はほとんど関与せずに決まっていく。この基本が出来ていないまま勉強なんてすることは何もない。
あと麻雀プロ全般に言っておきたいのが見えない牌を読もうとしないことだ。これにリソースを割いて基本が疎かになっている人を幾度も見てきた。見えないものは見えないで割り切って他に思考を巡らせるほうが効率的だ。仮に読めてようが自分の手牌や点棒状況によって押し出される牌は決まってくる。読みが打牌に与える影響は5%以下だと思う。その5%を追い求めるがゆえに大事な場に切れている牌の枚数が正確にカウント出来ていないなど言語道断である。
こんな偉そうに麻雀を語っていながらタイトルに戻るのだがやはりミスは出現して憂鬱になってしまうこともある。ミスの振り返りは終わってからしようと思うのだが頭いっぱいに色んなことが浮かんできて思考の邪魔になってしまうことがある。そういう時はすぐさま麻雀を止めたほうがいい。これが麻雀を20年以上続けてきて学んだ教訓である。
東風戦を極めていてもミスが出るのであればそれは「極めた」と言えるのかと思うところであるがそれは考え方を極めたのであってミスをしないことに全力を注いでいるわけではないと割り切って頂きたい。自分の思考が少しでも伝わればと思うしやる気ある人間にはそっくりそのままこの思考を積んでもらいたいと思ってる。
ゆっくり再開していこうと思うので今後の活躍に乞うご期待。続けるモチベーションの為にも色々反応を頂けると助かります。
村田昴
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