【日記】種自由を観た
*ネタバレあり
▶遂に公開されたSEED FREEDOM
そもそも劇場版の噂すら思い出しもしなくなってた頃に制作の告知がされたのがもう懐かしい。
そんでもって公開までが思い返すとあっという間だった。
▶本編の感想
▶ライジングフリーダム、イモータルジャスティス
・かませすぎて一周回って面白かった。
・自由、正義ともにネームドの撃墜、同士討ちとかもなく見せ場が雑魚狩りしかなかった。
・ジャスティスに至ってはシンにジャスティス叩きさせるためだけに用意されたとしか思えない。
・この活躍ぶりだとVSシリーズのライジングフリーダムコスト2000で来るのかと思ったら2500だった。
▶キラ
・めっちゃウジウジしてて、種死の時の達観してた聖人のようなキラ・ヤマトは一体なんだったのか
・種死の時は、CE71の心の傷を癒やしてる期間だったりで感情に乏しかったんだと思うと本来のキラ・ヤマトってこういう人なのかなって感じがしてて良かった。まさかこのタイミングの新作でキラ・ヤマトってキャラクターを深堀りすることになるとは思わなかった。
・敵さんが強すぎたのか、CE73に敵がいなかっただけなのかわからないぐらい被弾してたのは印象的だった。CE73時代でもストフリってそこまで最新鋭じゃないってなにかの設定資料で読んだ気もするしマシンスペックで詰められてたのかな。
・ラクスとは邸宅に住んだりピクニックしたり。お互いが仕事についてない時間は2人でのんびりしようとしてるのが伝わってきたのが良かった。
話の都合上、常に仕事絡みの話ししてて心中穏やかではなさそうだったが。
▶ストフリ弐式
・機体名に漢字はずるい。オーブの仕業って感じがこれだけで一層増します。
・額のやつはあれなんなんですか。ちょっとインチキすぎる。
こういう武装を見てもすぐに、スパロボ・Gジェネ・VSシリーズでの再現方法を想像してしまうのだけれど、多分他にも同じこと考えてる人いっぱいいると思う。
・サンダーブレーク(MAP)も会得してて笑った。
換装した装備がこれまでのMSの一般的な兵装からかなりかけ離れた装備ばかりなのをSEED本編でやるのがすごいとおもう。(日本刀は種世界だとわりとメジャーか・・・?)
・スパロボに参戦したらラクスと2人乗りになりそうなのが嬉しポイント+10000000点でした。
・換装前だけど、アスランが乗る演出も最高だった。
生体認証してないんだからこういうのもっとやってほしい。
アスランってあんまり機体に思い入れなさそうだし、アスランの乗るストフリが作中最強なんじゃないか。
▶シン
・びっくりするぐらい明るくなったねキミ
・でも、元々こういうやつだったんだろうな。
・キラの前では尻尾振って、アスランは常に睨みつけてて本当に楽しそうだった。DESTINY後半の印象が強かったけどキラもシンも10代の青年なのよな。
・デスティニーあるよ。って言われた時の喜びようはあれ視聴者と完全にシンクロしてたと思う。
あの時だけはアスランと意気投合してたのもよかった。
・デスティニー搭乗後の無双っぷりは全SEEDファンの悲願が果たされたような感覚があった。
・そう、シンって強いんですよね。
DESTINY本編ってネームドというネームドが
序~中盤:ステラ・アウル・スティング・ネオ・キラ
後半:キラ・アスラン・ムウ・カガリ
で前後半で急にバランスおかしくなってるだけなんだと今更気づいた。
シンはアウルは討ち取ってるしな。
でも思い返すとDESTINYってネームドボスみたいなの少ないな。
サトーはアスランの相手ってイメージ強いし。
・ラッキースケベだったりステラの描写だったりコメディ要素をすべて担ってるのも印象的だった。
ただ、前者はその空気の中でその描写を挿し込むのか・・・という感じはあった。後者はもう状況が面白すぎるところに挿し込まれたのであまり気にならなかった。
・DESTINYのスタッフロールでキラが一番上にきたりだとか、スパロボなど全く別のSEED DESTINYの描写で救われてたりしてたがようやくSEED世界線上でシン・アスカが満たされている感じがして凄くよかった。
▶デスティニーSpec2
・見た目は変わらず中身良くなってる感じの調整で再登場
・シンの喜びようと同じぐらいテンション上がったが、興奮は割とすぐ冷めて「え?(見た目、武装面の)強化なし?」の肩透かし感を喰らっていた。
・出撃後に手のひら大回転しましたね。
デスティニーってもう何もいじらなくていいぐらいかっこいい機体なんだということを肌で感じました。
・戦艦の横っ腹に高エネルギー長射程ビーム砲ぶち込んでるところぐらいからSEEDで一番好きなMSってデスティニーだった気がする。ってもう一人のボクがでてきた。
・ブラックナイツ4人相手の大立ち回りは最高すぎた。ただただ気持ちいい。
・ゲーム作品で言うところのフルウェポンコンビネージョンに似た演出も最高だった。
・アロンダイト左手に持った状態の右手パルマフィオキーナが一番かっけえんすよ・・・
・あの分身は一体なんなんだろう。
シンも分身ってはっきり口に出してたし分身してるんだろうな。
分身ってなに。F91もブリッツもびっくりしてるんじゃないかな。
▶アスラン
・もうこいつ面白すぎ。
▶ズゴック(隠者弐式)
・面白すぎ。
・アスランが赤いズゴックに乗るだけで面白いのに、出撃の時にアスランが「ズゴック」って言うのがもっと面白かった。
・ズゴックから隠者出てきたあたりで本当に笑いを堪えるのがキツすぎた。
・トサカビームソードは色も相まってマークツヴォルフを思い出した。
頭から斬撃出すのってウルトラマンガイアとかもやってるしアクションとして頭の中で想像すると違和感しか無いのに絵で見ると全然違和感無いからすごい。
・そもそもハイメガキャノンだって頭から出てるし頭からビームサーベル生えるぐらいなんてことないか。
▶ルナマリア、アグネス
・ルナマリアは狙撃の挽回か?!と思ったら2発目は外す演出でびっくりした。
核を撃った事実だけで良かったのだから2発とも落として良かったんじゃないか。
・アグネスがよく分からなかった。
キラ・ラクスを引っ掻き回すのが仕事だったのかもしれないが、最終盤でルナマリアとそれ今しないといけない口論なのか?みたいな口論ずっとしててなんだこれという感じ。
・引き抜いたやつも引き抜いた後全然面倒見ないし、キラに対して喧嘩売りにいくわけでもないしでこいつ何がしたいんだろうって感じ。
・ただ、ルナマリアがこの辺の指摘全部してた気がするな。
ルナマリア、本編中ずっと正論でレスバしてた気がする。
▶他雑多な感想
・マリュー:CE71,73を生き抜いてきただけあってなんか貫禄あった。
ミネルバのことも大変お詳しいのがすごかった。
・アークエンジェル:遂に落ちた。 あいつらに落とされるのなんか納得いかねえ。
・ムウ:最初何に乗ってるのかよく分からなかったけどムラサメ乗ってたのね。どうせなら種死で乗らなかったアカツキ(大鷲)で空中戦やってほしかった。
・今作でもまた不可能を可能にしててびっくりした。でも冷静に考えるとびっくりしたのはムウさんというよりアカツキ(ヤタノカガミ)かも。
ビームが効かない装甲でイキってたけどビーム反射してレイクエムにすら一矢報いることのできる装甲のほうがすごすぎんか。
・ラクス:囚われのヒロインなんだけど意思が強すぎて敵がちょっと気の毒だった。
エターナルには乗らなかったのでメインパイロットでスパロボ運用は期待できそうに無いのが悔しいがキラと二人乗りで一生イチャイチャさせれる筈なので早くスパロボ来てほしい。
特殊兵装の使用承認依頼と承認を隣同士でやるのイチャイチャがすぎませんか???
・カガリ:一番最初に喋った時声優さんが変わったことに気づけず普通にカガリ出てきたって思ってた。何回か喋ってて、「あ、そういえば声優さん変わってたな」と気づく。
演技が物凄く進藤尚美さんの演技通りのカガリですごかった。
カガリ自体はアカツキは完全に手放してまたルージュで出撃してて笑った。
お父様の意思はムウさんが継ぐんですかね・・・実際守り神になりつつあるし・・・
キラが煽らなかったらレクイエムオーブに撃たれてそうだったけど地上でレクイエムに対してなにか策があったのかは気になる。(ミネルバにレクイエム撃つ前にルージュで出撃してた覚え)
・イザーク、ディアッカ:有能~~~って感じだった。
イザークってDESTINYでも話の中心(シン・キラ陣営)と殆ど交わらないんだけど出番が凄く印象に残るんだよな。
・デュエル:てっきりブルデュエルかと思ったらデュエルブリッツってなんやねんといった感じ。
フリーオプションになってるミーティアも使ってて最高だった。
・バスター:デュエルがブルデュエルっぽいけどこっちはヴェルデバスターっぽくないなぁと思ってたらこっちも新デザインだった。
ディアッカがブレイズザクファントムなのはなんかいまいちしっくり来てなかったので大変嬉しい。
・ギャン、ゲルググはCE71路線の新MSでやってほしかった感じがある。
ギャンとスラッシュザクファントムの装備上の違いシールドだけでは???(事実は知らない)
・ディンとかジンとかザフトの旧式MSは普通に出てきてたしあっち路線で新MSほしかった。
・ブラックナイツはもう清々しい。劇場版の相手ってこういうのでいいんだろうな。
・バルトフェルド:台詞無かったのはちょっと残念だった。ただ、プラントに戻ってるのが分かっただけですごい良かった。
・ミリアリア、サイ:一緒におる!しかもオーブで!ひゃっほぅ!
・カズイ:元気そうだった。
・あと、この人誰だっけな・・・ってなるカットがいくつかあった。
誰だったけな・・・・
・映画全体はインターネットで散々擦られてきたネタ全部やってきてる感じはあった。
公式がネットのノリに乗ってきたりすると、だいたい寒くて萎えることが多いんだがこの作品はそれを笑いと興奮に繋げてるのがすごいところだった。
擦られてきた期間の長さと思いの深さがその辺のネットミームとは桁違いだからなのかな。
・CE世界は結局戦争なくなることは無いだろうし普通に次回作でてきそうな感じもある。今作は視聴前はすごくネガティブな印象だったので次回作なんて想像できなかったが視聴した後だともういくらでも次回作でてきて欲しくなってしまった。ストフリ弐式の追加装備めっちゃASTRAYっぽいし、SEED本編軸にASTRAYからも参加してほしさある。
・すみません、映画にかこつけてブルーフレームと天ミナが動いてるところをみたいだけです。
・要所要所の展開は結構無茶苦茶だと思うけど話は分かりやすく、戦闘面での満足度がぶっ飛んでるので最高でした。