パブコメ募集中!
こんにちは、安城市議会議員のすば康貴です。
今日のテーマはパブリックコメント(パブコメ)についてです。
いま、安城市では、以下5つの計画についてパブコメ募集中です。
ぜひみなさんの意見をお寄せください!
計画名をクリックすると、パブコメのページにジャンプしますよ。
1. 安城市こども計画(案)
計画の目的
この計画は、安城市のすべてのこども・若者が、これから先も幸せな生活を送れるようにするために作られました。
たとえば、
子育て支援サービスの拡充(保育、教育の充実など)
いじめや不登校など、こどもが抱える問題への対策
地域での学習支援や若者支援の充実
将来に向けたキャリア形成支援
といった取り組みを総合的、計画的に進めていくことを目指しています。
パブリックコメントを募集しています
この計画(案)に対して、市民の皆さんからご意見を募集しています。
募集期間:12月16日(月)~1月14日(火)
担当:子育て支援課(電話 71-2227)
市のホームページや市役所の担当課などで計画案の内容を確認できます。
「こういう子育て支援があったら助かる」「学校でこんなサポートをしてほしい」など、身近に感じることがあれば、ぜひ声を届けてください。
2. 安城市図書館運営基本計画【改訂版】(案)
計画の目的
この計画は、安城市の図書館をどのように運営していくかをまとめたものです。
令和2年4月に策定した計画を、社会状況の変化や「第9次安城市総合計画」との整合などを考慮し、中間見直しとして改訂します。
主なポイントは、
図書館の運営体制の見直し
より充実した図書館サービス(本の充実、イベント開催など)
デジタル資料やインターネット活用への対応
地域との連携や、学習スペースの拡充
といった内容です。
パブリックコメントを募集しています
募集期間:12月16日(月)~1月14日(火)
担当:アンフォーレ課(電話 76-6111)
計画の詳細は、市のホームページやアンフォーレ課でご覧いただけます。
「図書館にこんな本をもっとそろえてほしい」「学習スペースをもっと広くしてほしい」など、利用者目線のご意見をお寄せください。
3. 第3次安城市多文化共生プラン(案)
計画の目的
多文化共生プランとは、国籍や文化の違う人たちが、たがいを理解し合いながら、同じ地域で安心して生活できるようにするための計画です。
現行の第2次プランが期間満了となるため、これまでの取り組みを見直し、さらに内容を充実させた新しいプランをつくろうとしています。
具体的には、
日本語がわからない人へのサポート体制の強化
学校や地域で多文化理解を深めるイベントや学びの機会づくり
外国にルーツをもつ人が暮らしやすい環境整備(相談窓口、情報提供など)
などを検討しています。
パブリックコメントを募集しています
募集期間:12月16日(月)~1月14日(火)
担当:市民協働課(電話 71-2218)
市のホームページや担当課で、プラン(案)の詳細を確認できます。
「学校での国際理解教育をもっと増やしてほしい」「地域のイベントに外国の方も参加しやすい仕組みがあるといい」といった意見も大歓迎です。
4. 第3次健康日本21安城計画(案)
計画の目的
この計画は、「からだいきいき、こころのびのび」という合言葉のもと、安城市のみんなが健康に暮らせるように考えられたものです。
運動やスポーツを習慣にするための環境づくり
食生活を改善する取り組み(栄養バランスや減塩など)
こころの健康を守るためのサポート・相談体制の強化
など、身体と心の健康をトータルに支援するプランとなっています。
パブリックコメントを募集しています
募集期間:12月16日(月)~1月14日(火)
担当:健康推進課(電話 76-1133)
計画案の詳細は、市のホームページや担当課でご覧いただけます。
健康づくりには、一人ひとりの行動だけでなく、市全体のサポートや仕組みが欠かせません。
「地域でウォーキングイベントを企画してほしい」「学校や職場で健康チェックをできる仕組みがあるといい」など、自由にご意見をお寄せください。
5. 安城市ゼロカーボンシティ推進戦略(案)
計画の目的
ゼロカーボンシティとは、地球温暖化を進める二酸化炭素(CO₂)などの排出量を実質的にゼロに近づけようとする取り組みです。
安城市でも、
再生可能エネルギーの活用
省エネ設備の導入
ごみの削減とリサイクル推進
環境を守る活動(イベントや教育など)の強化
などを総合的に進めるため、この戦略(案)を策定しています。
パブリックコメントを募集しています
募集期間:12月16日(月)~1月14日(火)
担当:環境都市推進課(電話 71-2279)
戦略(案)の詳細は、市のホームページや担当課でご確認ください。
「高校生や大学生も参加できるイベントを企画してほしい」「家庭でも省エネが進むような情報をもっと発信してほしい」など、市民目線の意見をお待ちしています。
FAQ
パブリックコメント(パブコメ)について、よくある質問と答えをまとめました。
1. パブリックコメントって、そもそも何ですか?
行政が作ろうとしている計画や条例などに対して、一般の人から意見を募集する仕組みのことです。市民の声を反映するために行われます。
2. 普通の人が意見を出しても、本当に採用されるんでしょうか?
はい。採用される可能性は十分あります。内容によっては計画の方向性が変わることもあり、たとえ採用されなくても参考意見として大事に扱われます。
3. どんな内容の意見を出せばいいのか、よく分からないんですけど……?
難しく考えなくても、「こう感じた」「こう直してほしい」という素直な感想で大丈夫です。具体的な提案や質問も歓迎されます。
4. 意見が採用されなかったら意味がないのでは?
採用されなくても、他の計画や今後の参考になることがあります。行政がどんな声を受け取ったかを知るだけでも、意義はありますよ。
5. そもそも、なぜパブリックコメントを募集しているんですか?
行政だけで決めるより、住んでいる人の声を聞いたほうがより良い施策になるからです。市民参加を促す大切な方法の一つです。
6. 意見を出すときに、専門的な知識や資料は必要ですか?
必須ではありません。一般の感覚からの意見もとても大切です。詳しい根拠があれば尚いいですが、なくてもOKです。
7. 手続きが難しそうなんですけど、どんな方法で意見を送ればいいんでしょう?
メールや郵送、FAX、専用フォームなどがあります。該当する計画のホームページを参考にしてください。
8. どのくらい長い文章を送ったらいいですか? 短くても大丈夫ですか?
短くても大丈夫です。わかりやすくまとめるほうが読みやすいです。長く書きたい場合は、箇条書きなどで整理すると伝わりやすいですよ。
ちなみに専用フォーム(Webでのパブコメ提出)の場合、1回の送信につき、2000文字までの制限があります。
9. パブリックコメントを送って、個人情報が公開されたりしませんか?
個人情報は公開されませんので安心してください。
10. パブコメを書いたことが原因で、何か不利になることはないですか?
基本的にありません。自分の意見を伝えたことで生活に悪影響が出ることはまずないでしょう。
11. 自分のような学生や若い世代の意見でも出して大丈夫?
もちろん大丈夫です。どんな世代の方の声も貴重で、将来を担う若い世代の意見は特に大切にされます。
12. 送った意見に対する回答はもらえるんですか? いつ分かるの?
パブコメの結果は、一定期間後に「意見に対する考え方」としてまとめられ、ホームページで公開されます。個別の返事は基本的にしませんが、コメントの内容によっては連絡することがあります。
13. 提出した意見を、市の人や行政の人はちゃんと読んでくれているの?
はい。すべてチェックされます。なるべく分かりやすく書くと効果的です。
14. どんなことがきっかけでパブリックコメントが反映されるんですか?
多くの人が同じ意見を持っていたり、具体的で実現可能な提案だったり、計画(案)の明らかな不備や間違いの指摘だったりすると、計画に取り入れられやすいです。
15. インターネットが得意じゃなくても参加できますか? 郵送やFAXでもいいの?
はい。郵送やFAXでも受け付けています。募集要項を確認して自分に合った方法を選びましょう。
16. パブコメにはどんな形式(文面)で書けばいい? 書き方のサンプルとかある?
自由形式です。書き方のサンプルはありませんが、以前のパブコメについての回答が市のホームページに掲載されていますので参考にするとよいでしょう。困ったら担当課に問い合わせてもOKです。
17. いつもパブコメの募集を見逃しちゃうんだけど、どうやって情報をキャッチすればいい?
市の広報誌やホームページ、市のLINE公式アカウントなどをチェックすると見つけやすいです。
18. パブコメを出した後は、審議会などに参加しなきゃいけないの?
審議会への参加(傍聴)は基本的に任意です。都合が合えば行ってみると、さらに詳しい情報が得られて有意義ですよ。
19. 1回パブコメを出したら、後で修正したり追加意見を送ることはできますか?
期限内であれば、追加や再提出が可能です。
20. 実際にパブコメが取り入れられた例ってあるんですか? どんなもの?
はい。例えば、令和5年度にパブコメが募集された「第2次いのち支える安城計画(安城市自殺対策計画)(案)」では、市民相談支援事業において該当する重点施策の拡充を求める意見に対して、市も同意し、計画(案)で示す施策の拡充がおこなわれました。他にも取り入れられた例はいくつもあります。
21. パブリックコメントとアンケート調査って、どう違うんですか?
アンケートはあらかじめ質問が決まっていて、それに答える形式です。パブリックコメントは自由に意見や提案を書くことができます。
22. 自分が意見を出すほど大した問題じゃない気がするんですけど、それでも出していい?
もちろん大丈夫です。大きな問題かどうかに関係なく、市民が気になることは何でも大切な意見です。
23. パブコメって、専門家や団体だけが出すものじゃないんですか?
いいえ。市民一人ひとりが対象です。子どもからお年寄りまで、誰でも意見を出してOKです。
24. 言い方や表現が失礼にならないか不安です。どう書けばいいでしょう?
「〇〇してほしい」「〇〇はこう改善したらどうでしょう?」など、丁寧な言い回しを心がけると伝わりやすいです。
25. パブリックコメントがどのように活かされるかを実感しにくいんですが、具体的にどこで結果が見られますか?
提出期間終了後、市のホームページで「パブリックコメント意見募集結果」が公表されます。そこで確認できます。
26. 複数のパブコメ募集が同時にある場合、どれに意見を出せばいいか分かりません。
どれでも興味があるものからでOKです。複数すべてに出しても問題ありません。
27. 自分の意見と似た内容がすでに出されていたら、重複しても送っていいんでしょうか?
はい。同じ意見が多いほど、「これは大事だ」と思ってもらえる可能性も高まります。
28. パブコメの結果が反映されるかどうかは、いつごろ分かるんですか?
募集終了から数週間~数か月後に「意見に対する回答」がまとめらます。1月に募集が終了する場合は、たいてい2月中にホームページで公開されます。また、審議会等で委員に対してもパブコメの結果を提出しますので、審議会等の開催日時をチェックするとよいでしょう。
29. 一度パブコメが締め切られた後、また同じ内容で募集されることはありますか?
計画の中間見直しや改訂のときに、同じようなテーマで再度募集します。しかし計画期間は3年以上がほとんどなので、次の募集は数年後になるでしょう。
30. インターネットで調べる時間がないけど、どこで簡単に内容を知ることができますか?
市役所や公民館などに計画案の冊子が置かれています。詳しくは各計画案のホームページで確認してください。直接担当課に電話で問い合わせてもOKです。
31. パブコメに興味はあるけど、どの担当課が何をしているか分からなくて混乱します。
市のホームページや広報などに担当課が書いてあります。困ったら市役所に聞けば案内してもらえます。
32. 意見を出すとき、“賛成か反対か”をはっきり書かなきゃいけないものなんでしょうか?
必ずしも「賛成・反対」を書かなくても大丈夫です。「もっとこうしたらいい」というアイデアでもかまいません。
33. 政策の専門用語や法律用語が分からないと、パブコメは書きにくいのでは?
わからない用語はそのまま飛ばして構いません。自分の言葉で感じたことを伝えるだけでOKです。
34. 子どもや親戚など、家族の意見をまとめて一緒に提出してもいいですか?
はい。家族全員分をまとめて出しても、1つずつ個別に出しても問題ありません。
35. パブコメの募集はどんな媒体(広報誌、SNS、市HPなど)で告知されてるんですか?
広報あんじょうや市の公式サイト、LINE公式アカウントなどで告知されています。
36. どういう人の意見がいちばん影響力を持っているんでしょうか?
特定の人の意見が優先されるわけではなく、どの意見もチェックされます。
37. パブコメを書いて送るのにお金はかかりませんか?(郵送代とか)
メールやWebなら無料です。郵送の場合は切手代が必要ですが、それ以上の費用はかかりません。
38. 意見をたくさん書くほど、取り上げられやすくなるんですか?
量よりも質が大事です。要点が整理されているか、具体的かどうかのほうが重要視されやすいです。
39. 友人や同僚と一緒に意見をまとめて出したいけど、グループの意見として出すのは可能?
可能です。団体名やグループ名を添えて提出しても構いません。もちろん個別でもOKです。
40. パブコメ以外の方法で市に意見を伝える方法はあるんですか?
市民相談窓口や市議会議員への要望、メールや手紙での問い合わせなど、さまざまな方法があります。パブコメはその一つですね。