![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153271353/rectangle_large_type_2_3ee4a9e5644298a4a8f780d019cb56c8.jpeg?width=1200)
夏休みに聴いたアルバムの感想を書こう!
ずっと夏休みでいいのに
夏休みが終わります。
悲しいです。
言うてほとんどの時間をダラダラして過ごしてたんで有意義な夏休みかといわれると微妙なんですけどね。
そんな怠惰な夏休みを過ごしていた僕ですが、サブスクで色々なアルバムを聴いたので、その感想を書きたいと思います。
今更かよって感じのアルバムが多いのは申し訳ないです。精進せい
TEAM ROCK / くるり
くるり、とてもとてもよいです。
「ばらの花」「ワールズエンド・スーパーノヴァ」あたりを好んで聴いていたのですが、アルバムで聴くとガラッと印象が変わりますね。
一曲一曲聴いてるとわからないくるりというバンドの幅広さを非常に感じる一枚です。
20年以上前の楽曲とは思えない聴き味の新鮮さ、曲調がかなりバラバラでありながら引き込まれる楽曲のパワーを感じました。
そんな名曲ぞろいのこのアルバムですが、「ワンダーフォーゲル」がお気に入り。
ロックの力強さと音の気持ちよさ、何より爽快なメロディーラインが聴いていて最高です。
our hope / 羊文学
とてもいい音楽2です。
羊文学さん、ずっと聴きたいと思ってたんですけど、ようやく聴けました。
いいアルバムでした。
一番惹かれたのはボーカルの方の声。濁りのない、真っ直ぐで伸びやかな声です。
個人的な話なんですけど、英語が途中で挟まる曲っていうのがあんまり得意じゃなくて。
発音とかがどうしてもノイズになっちゃうんですよね。
ただ羊文学は違いました。英語の詞がスッと入ってくる。
発音が綺麗で違和感がないんですよ。すごい
アルバム全体を通してですが、タイトルの通り希望的で、美しい印象を受けました。
シンプルなサウンドながら完成度が高く、詞とも最高にマッチしています。
いつかCDで購入したいと思わせられるようなアルバムでした。
特に好きな曲は「光るとき」
ツイッターやら何やらで非常に高い評価を得ていたため、ずっと気になっていた一曲。
何回だって言うよ 世界は美しいよ 君がそれを諦めないからだよ
最終回のストーリーは初めから決まっていたとしても
今だけはここにあるよ 君のまま光ってゆけよ
サビの歌詞。この曲の美しさがたった3行の中に詰め込まれています。
ただただ希望だけを見出すのではなく、闇の部分にも目を背けない。
そんな中でも希望を追い求めていく姿があまりにも儚い。
高評価の理由も頷ける、最高の一曲です。
ハチミツ / スピッツ
20年以上前のアルバムだと言うのが信じられない…来年で30周年!?
語る必要も無いレベルで有名な国民的バンドのスピッツ。
20年以上前の曲が現代でも聴かれているの、異常ですよ。
半分、というかほとんどレジェンドクラスのアーティストのアルバムはどんなもんじゃいと思い一番有名なアルバムの「ハチミツ」を聴いて見ました。
わかりきっていたことですが、スピッツ半端ないっす。
四半世紀以上前の楽曲でありながら全曲が一切色褪せない。
このバンドの曲はポップスとしての強度が段違いだと思います。
特に感じたのが「ロビンソン」
どこか幻想的な表現とメロディーの浮遊感、寂しさを感じる曲調。
どこをとっても完璧な音楽です。非の付け所がない。
間違いなくこれからも語り継がれていく一曲、そしてアルバムだと思います。
ユグドラシル / BUMP OF CHICKN
BUMPが数々のアーティストに影響を及ぼしたと言うのは有名ですが、大元のBUMPはちゃんと聴いたことがなかったということに気づきました。
「天体観測」と、初音ミクコラボの「ray」ぐらいしか聴いたことない状態で聴いたこのアルバム。
藤原基央というミュージシャンのカリスマ性を思い知らされることになりました。
自分がこれまで聴いてきたBUMPは浅瀬のまた浅瀬に過ぎなかったのだと。
歌詞もサウンドも、バチバチに尖っていて突き刺してくる。
こんな音楽を聴いて育ったらそりゃあ影響受けまくりよな…ってなりました
恥ずかしいくらいに心の内を書き連ねた歌詞、衝動的で心揺さぶる音楽。
ちょっとカッコ良過ぎます。
特にお気に入りが「車輪の唄」
アップテンポで軽やかな曲調でありながらも、どこか別れの切なさを感じる名曲です。
ユグドラシル、とにかく名盤。
こんな感じで、感想でした。
本当に有名どころしか聴けなかったので、もっと深いところまで掘っていきたいですね。
それでは、また。