小粋なバイバイ

この世で一番好きなバンド、indigo la Endの曲のタイトルです。

恋愛におけるバイバイって大体オシャレとは程遠い気がする。泣いて別れたくないって縋ったり、実は影で浮気していたり、お互いにストレスが溜まりに溜まって別れたり。そんな別れに対して「小粋な」って形容詞を使うのは非常にミスマッチで印象的だった。

恋心は小粋だから簡単には終わりは来ない
一回のバイバイで泣いたくらいじゃ

https://www.uta-net.com/song/273622/

ここでの小粋っていうのは「洗練された」に近い意味なんじゃないかと思った。生半可じゃなくて整った恋だからこそ壊すのもまた難しくて、一度の別れ話、涙、「バイバイ」じゃ終われない。

そんな恋の終わりには「小粋なバイバイ」が必要なのかもしれない。でも別れの瞬間に粋にもなれなくて、感傷的にもなるし涙もでる。

小粋なバイバイをできなかった自分への悔しさが、最後の「小粋なバイバイ」のリフレクションに表れているのかななんて思ってみたり。

いいなと思ったら応援しよう!