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キューバ旅行01 〜なぜキューバへ?〜

日常のことの文章や写真を載せたりしていこうと思っていたが、キューバに行ってきたので、いきなりテーマから外れてしまうがそのことを書こうと思う。

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 1月中旬に退職して時間に余裕ができたら海外に行きたい衝動に駆られた。計画性がまるでないが、この勢いで行ってしまおうと1月中に海外に行くことを決意する。

さて、どこへ行こうか。

 最初に思いついたのは、イギリスだった。昨年観た「オアシス:スーパーソニック」と数ヶ月前に観た「ボヘミアン・ラプソディ」でUKロック最高だぜ、と超にわかUKロックファンになっていた私は影響を受けやすいミーハー心でイギリスに行こう、イギリスしかないともう恋は盲目状態に陥った。だがしかし、よくよく調べてみると、初めてのイギリスは夏に行った方が私は楽しめるのではないかと冷静さを取り戻し、今回は行かないことにした。

 それならば、キューバに行こうと思い立つ。出発予定1週間前にキューバの情報も欲しかったので旅行会社に行き、航空券の手配をしてもらうことにした。
えっ1週間後にキューバですか?なぜ、1週間後にキューバへ?と、マスク姿だけどイケメンな店員さんに聞かれる。どうやらそんな急にキューバに行く人はあまりいないらしい。
出発3日前、言語も出来ないうえにWi-Fiもあまり飛んでないことにとてつもない不安を覚え、不安を解消したく友人と飲むことにした。あまりに不安でハイボールをがばがば飲んでいたが、なぜキューバに行こうと思ったの?と友人に不思議そうな顔で聞かれたのは覚えている。

 なぜキューバに行くのかと聞かれる度に、アメリカとの国交が回復したから変わる前のキューバを見てみたかったと、とてもテンプレートな答えを伝えていた。
だが実は、若林正恭著「表参道のセレブ犬とカヴァーニャ要塞の野良犬」を読んだら行ってみたくなったという、これまた影響されやすいミーハー心で行くことにしたのであった。

 こんなに影響されやすくて大丈夫なのかと思ったが、映画や本やドラマを見て、ここに行きたいなと思うのはミーハーというか普通のことだよな、と乗り継ぎの為メキシコシティに向かう飛行機の中で「オーシャンズ8」を観てニューヨークにも思いを馳せながら自分を納得させたのだった。 


 

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