子ども時代から恋愛上手/下手は決まってくるのか?
小学校においても仕事をしているので、
日々、子どもたちの様子を見ることがあります。
公立小学校はある種、あらゆるタイプの子どもたちで溢れていて、
よく観察をしていると色んな気づきを得ることがあります。
例えば、先日子どもたちの様子を見ていると、
ある男の子が、返却されたテストを股を隠すようにして、
持っていると、近くにいた少しませた女の子が、
「なに、ち○ こ隠しているの!笑」的な感じでツッコんでいたのです。
実に小学生らしいやり取りですが、
こういう、ちょっとだけ下系のやり取りがサラッと、
男女間で出来てしまうあたり、こういう子たちは、
将来、恋愛とか上手くいきやすいんだろうなと感じたました。
特に、女の子の方は、サラッとそういうワードを出せてしまうあたり、
男子受けは良いでしょうし、
将来モテるだろうなぁ、なんて考えてしまいました。
私の子ども時代を振り返ると、どっちかというと、
小学生の段階から女子とどう接すれば良いか分からず、
ましてや、下系のトークなどした記憶がないです。
そして、女の子と楽しそうに話している男子のクラスメイトを
羨ましく、指を加えて見ていた、そんな少年でした。
まだ私の中で、答えは見つかっていないのですが、
女の子をいい具合にからかったり、いじったりできる男の子は、
小学生くらいのときから、そういう絶妙なコミュニケーションを
自然とやっていたんだろうなと思うのです。
逆に私は、面白いと思ってやった、からかいなどで、
相手を不愉快な気持ちにさせてしまって、距離を置かれたり、
先生に言いつけられて怒られたりと、コミュニケーションでは、
悪気はないのに上手くいかないことが多かったです。
こういう違いはどうして生まれるのかはすごく気になります。
もしかすると、家庭環境に起因することもあるのかと思っています。
私の場合は、一人っ子で、両親そして祖父母からの愛情を
注がれ過ぎるくらい浴びてきて育ったので、
少しワガママで、マイペースな子どもに育ってしまったかもしれません。
さらに、本人はあまり気にしていないかもしれませんが、
父親は空気を読むのが苦手で、
家庭内や外でもよく場をシラケさせているようでした。
(自営業のおやじあるあるなのかもしれませんが)
そんな家庭環境が、子どもの人柄や対人関係能力を
形成しているのかと感じています。
では、ベースの対人コミュニケーション能力が低く、
大人になってもなかなか恋愛関係に持っていくのが
苦手な場合はどうしたら良いのか。
まずは、マインドセットを一つ一つ、
獲得するほかないのではないかと思っています。
よくテクニックを教える恋愛商材などでは、
「からかい方」や「ほめ方」などが紹介されますが、
モテない男子は、女性を前にしたところで
それらを上手く使いこなせません。
からかいは特にリスクが高く、
息を吐くようにサラッと言えない限りは、
まじでキモいだけなので、変な印象しか与えません。
また褒めるのは基本良いと思うのですが、
下心丸出しな褒め方をしていると相手に思われると、
これまたマイナスポイントなのです。
だから、マインドセットが大事になってくる話をしています。
具体的にどういうことかと言うと、
女の子に対して「前のめり」にならないことです。
もう少しかみ砕いていくと、
「妹」や「恋愛感情を抱きえないベストフレンド」と接する感じで
対話をしていくということです。
私は一人っ子なので妹のいる男子の気持ちは分かりませんが、
男女の関係にはならないなという女友達は幸い何人かいます。
そういう女友達と話すときは、男友達と同じような感覚で、
自然体で話をできていると思います。
だから、マインドとしては仲良くなりたい女性がいる場合も、
最初のうちはベストフレンドのマインドで接することを、
心に決めておけば良いのです。
ただ、いざ自分が気になる女性を前にすると、
そんなマインドはどっかへ飛んでいってしまって、
目の前の可愛い女性のことしか考えられなくなってしまうのが、
男子の悲しいところなんですがね。
私も職場でめっちゃ外見がタイプの女性がいるのですが、
やっぱり、挨拶すらも緊張してしまう位、目の前にすると、
全然ダメダメなので。
なので最近は、もちろん外見が自分の好みの女性とお付き合いできるのが、
最も良いこととは思いつつも、別に外見はすごくタイプでなくとも
人柄的な相性が良さそうとか、
相手が自分に対して心を開いてくれている感じとか、
そういうものを敏感に感じ取って、
まずはしっかりと落ち着いたコミュニケーションが取れるなぁと
感じられる女性と親しくしていきたと思っています。
こういうと失礼に聞こえるかもしれませんが、
モテない男子は、まずは緊張せずともにコミュニケーションを
取れる女性と仲良くなることで、
女性との接することに場慣れしていかないといけないと思うのです。
私も初めての彼女とのデートはもちろん緊張はしましたが、
し過ぎる相手ではなかったので、
4回もデートを重ねて、
最後にはしっかりと告白までできたと思っています。
これが、外見がドタイプで、会うだけでも心臓バクバクな女性であったなら、上手く行っていなかったのだろうと思います。
マインドセットを鍛える話に戻します。
女性と接するときは、
まずは、妹やベストフレンドのマインドを思い出す。
その上で、褒めたり、軽く冗談を言ったりして距離を縮めます。
また、我々が目指すべきは
「狩り」
ではなく、
「釣り」
の感覚だと言えます。
いざ、合コンだ、相席屋だ、街コンだ、
といった場面で「前のめり」になるモテない男子がよくいますが、
基本的に上手くいきません。
きちんと見た目(服、髪形、眉、爪、姿勢)を整えて、
下心丸出しの目線や表情を改善して、
あとは、妹マインドで接する、
これをするだけで、だいぶ印象は変わってくると思うのです。
おそらくLINEを交換して、1通目が返って来ないという事態は
避けられると思います。
ちなみに、私は合コンで前のめりになり過ぎて、
後から振り返っても「すべてが滑ってた」という
超痛い経験をしたことがあります。
当然、グループLINEが作られましたが、
そこから個別に女性にトークを送っても、
誰からも返事すらいただけませんでした。
(LINEギフトまで付けてお礼LINEをしたのにスルーされたことは内緒です)
会話をするときは、なるべくゆっくりとした口調で話すと印象が良くなります。私は地声が高いので、なるべく太くゆっくりとした口調で話すことを意識しています。
長くなってしまったので、まとめます。
①子どもころからのコミュニケーションの癖はそう簡単には取れないので、新しいマインドセットを習得していきつつ、悪いマインドを捨てていく
②見た目を整えて、下心を可能な限り排除し、妹と接する感覚で女性と対峙することで、第一印象で無し判定される確率は大幅に減らせる
③前のめりな姿勢、動物のオスがメスを狩るような感じを非モテ男子が出すと、女性は無意識にひくので、ゆっくりとした口調で会話を楽しむ
トップ写真引用元:Chu Viết ĐônによるPixabayからの画像