Escape from the VRroom 4

「んー文字列も意味不明だし、3×3にもピンと来ない……」
A「とりあえず3×3のマス目書いてみます?」
Aさんはタブレットのメモ機能を使っている。というかそんなのあったのか。
「ずいぶんと慣れてるんですね」
A「いやー私も見たことないですけれど、なんかいろいろいじってたら出てきましてー。ほんとにいろんな機能があるみたいですよー」
にしてもヒントが少なすぎる。今のところわかっているのは『答えは仮名二文字』という……ん??
「ちょっと待って、『答えは仮名二文字』って何文字だ?」
A「ふぇ?『こたえはかなにもじ』だから9文字……あ!マス目にぴったり埋まります!」
「で、あとは下の文章の通りにつなぐと、H,I,G,E。答えは、ひげだ」

タブレットには正解という表示が現れた。苦戦した割にはあっけない。そして例によって壁が赤く光る。しかし、これまでとは違った。今までは一つの面しか光っていなかったのだが、今回は二面、正確に言えば一つの面とそれに対する面が光っていたのだ。
「……?何か意味があるのか……」
A「すっごいすっごい!これかなり難しいのじゃないですかね!」
「あ、あぁ……」
何か意味はあったのだろうか。考えているうちにまた次の部屋に移動していた。

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ふむ、いわゆる合体漢字というやつか。しかし「イ」が多すぎやしないか?
A「うーん、こういうのって閃かないと一生無理な気がするよ……」

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