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初見の感想を供養できない(三浦大知-球体独演)

今年も球体独演のプレミア公開がありますね。
アーカイブは無いようです。

過去に2つ独演についての記事を書きました。
ひとつは初見の感想。
ひとつは何度も独演を視聴した後、確実に感じ方が変わった感想です。

初見の感想は悲しみに塗れ、囚われ、なんともまぁ救いようがないのですが。


何度も視聴した後は、独演の持つ奥行きと愛を感じるようになりました。


でも本当は、初見で持った感情が、まだ胸の中で燻ったままなんですよ。
視聴するたびにあの人の悲しみの解像度があがっていて。

特に「テレパシー」が大好きで。

あの人はこの瞬間に、紫陽花の色を思い出せたのか、紫陽花以外の色を忘れてしまったのか。

一陣の風は頭の中の霧を払うものだったのかな、奥に奥に押し込んだ物が露わになるような。

体の中に押し込んでいたものがぱかっと開く、その流れが、悲しいけど美しくて。

今まであんまり考察に触れないようにしてきたのですが、今年はチャット欄を観ながら配信視聴してみようかな。