ジェイコブ・コリアーのAll I Need(with Mahalia & Ty Dolla $ign)

グラミー賞にジェイコブ・コリアーが3部門ノミネート!
本人のツイートが可愛くてなんだか好きでした。


(え、11月の話?時がたつの早すぎる)

一番最初にジェイコブ・コリアーを聴いたのは、ラジオ番組でした。
cross fmとFM NORTH WAVEで土曜23時にオンエアされている「H ZETT M~HAPPY SATURDAY NIGHT~」(略してハピサタ)。この番組のパーソナリティであるヒイズミマサユ機さんが毎週選曲をされている、その中の一曲で。アルバム「In My Room」に収録されている”Saviour”でした。

確かジェイコブ・コリアーのことはH ZETTRIOのH ZETT KOUさんから教えてもらったと言っていたと思う。In My Roomが発売になってそんなにたっていなかった2016年。コウさんはよくこういう音楽を教えてくれるそう。

ハピサタの選曲は本当に好きで、そこで初めて知る素敵な音楽が多いです。
選曲で気になったものをApple Musicで探してアルバムで聴いたり、プレイリストに入れて聴いたりしていました。ハピサタの選曲をどなたかがまとめてくださっているプレイリストもSpotifyにありますね。ヒイズミさん本人がシェアしていました。
冒頭での「果たしてあなたはこのカオスについてこれるのか?!」の煽りが好き。付いていけないです。好き。

それから気になる存在だったジェイコブ・コリアー、当時はyoutubeで一人で演奏を重ねていくやつ(何て呼ぶっけ?)を見てこういう音楽の作り方があるんだ!と衝撃を受けたり(その後日本のアーティストで同じ手法をよく見かけるようになる。星野源もひとりエッジでやってて楽しかった)。

今と比べると音楽耳のまだまだ鍛われていない頃なもので、ちょっと難しい音楽だなぁと思うこともあったけどだんだん聴きやすくなった。インスタなどで上げている映像が楽しいんですよね、そういったところから見てると楽しくて、難しさが薄れていき、さらにジェイコブ・コリアーの音楽を楽しめるようになりました。
だけどなんて言うか作る音楽も映像も、、、凄すぎて笑ってしまうことがある。うん、凄すぎて。

この動画見たときも笑ってしまいました。

いつかインスタで見たインタビュー映像?で(見つからない!)何かの音階をさらら〜っとピアノで弾いてたんですけど、その音階がジェイコブ・コリアー!!って感じの音階だったんです。わーこの人たぶんめっちゃ理論の申し子!と感動しました。コードも音階も理論も英語もわからない私ですが、音階を弾くのを見ただけでなんかびびった。
まぁとにかく本当にすごいことしてんだ!とだいぶ失礼ながら思ったわけです。

そして2020年に出たアルバム「Djesse Vol.3」。

これも聴いたときはもう、もうゴリッゴリすぎて!やっぱり笑ってしまった。最高!
これやりたいこと思いっきりやってるんだろうな!!すごいなー!!と。

NHKの「おげんさんといっしょ」でジェイコブ・コリアーの音楽が取り上げられ、そこで豊豊さん(松重豊さん)が言ってたんですが、ジェイコブ・コリアーはいろんな人と一緒に音楽を作ったりするようになって、より分かりやすく、より楽しく、いい化学反応で進化しているそう。私なりの意訳ですが、これかなり納得で。
ものすごいこだわりはそのままで、リスナーが受け取りやすく昇華してあるのでしょうか。だから私みたいなリスナーでもとっかかりやすく、でも聞いてるうちに自分の中で曲の解像度が勝手に上がっていくような。ひたすら楽しんで聴いた後には受け取れなかった音楽を受け取れるようになってるような。

そこでおげんさんが紹介した曲がこのノートの表題なわけですが、出てくるの遅すぎですね。

ベースの入ってくるタイミング好き!
他にもたくさんある中でなぜこの曲を選んだのかな?MVが楽しいからかな?
ちなみにこの曲のMVを流しながら口ずさむおげんさんが好きすぎて何回も巻き戻して見てしまいます。英語詩を一緒に歌うと英語の練習になるのかなぁ。

Apple Musicの”うちで過ごそう”というプレイリスト企画で、源さんが選曲しているプレイリストには”Time Alone with You(Feat. Daniel Caesar)"が入っています。これも好きー!!

このプレイリストは源さんが自宅で料理をしながら聴きたい音楽を集めたと言っていたはず。

いやーこのプレイリストも好き過ぎ。よく聴いてる曲がたくさん入ってたのも嬉しかったです。

それにしても新しい音楽を知る入り口はたくさんありますが、その出会いを消費するか消化するか、自分にかかっているなぁと思うこの頃です。サブスクがない頃より豊かでいたい。