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未亡人になるということ7~「リトリート」のすすめ・逃げてみた~

OTOさんのお葬儀は終わったものの...
OTOさんの遺骨と遺影は、祀ってあり、お花も綺麗に飾っているものの...
一通りの行事が終われば街は年末年始で、おせち料理の買い出しなどで賑わう人々。
お正月は祝えない、祝いたくない私たち家族は、無人島に取り残されたような心細さ。

妹から、メールが来た。
「年末年始、バカンスって事でうちに泊まりに来るのはどう?」
妹のバカンスの提案は、こうだ。
🔹おせち料理は好まないから、作らない。
料理は好きだから手伝い不要。
🔹朝昼夕方は、ベランダから見える海を眺め、夜は窓一面の夜景をみてダラダラする。
🔹夜には、リビングで映画をみながら、アイスクリームやポテチを食べよう。
🔹朝は好きなだけ寝坊をして、お腹が空いたら、キッチンにあるものを好きに食べてね☝️

なんという提案だろう!そして、その通りに過ごした、2024.12.30~2025.1.3は、ハワイに行くよりも快適な日々で、私とふたりの娘は、一生忘れられないだろう年越しになった。

家ではアイス、カフェでスゥイーツ。 
好き放題やりたい放題!!

「リトリート」は、全てを叶えてくれないかもしれないけれど、心を軽くしたり、落ち着かせるには、かなり有効。そう!わたしは、「逃げた!」
辛い時は逃げてもいいと、辛い誰かさんにも伝えたいと思う。
( 妹よ、いつかこの恩返しが出来るかな。)

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