先輩ママから伝授された「男児母たるもの、この"3ヶ所の呼び出し"を覚悟せよ」
子育てのスタートで聞いてよかった話をシェアします
こんにちは!私は高校生男児と小学校低学年女児の2児の母です。
初めての子である男児を出産した時、とても仲良くしていただいていた一回り上の先輩ママから「出産祝いの会」を催していただきました。
その時一緒に食事をしながら「男児母たるもの、この3か所からの呼び出しを覚悟せよ」というありがた〜いお話を伺ったので、みなさんにシェアしようと思います。
※この記事では、母を対象として文章を書いていますが、新米パパさんにも読んでもらえたら嬉しいです。対象を「母」としたのは、父は元男児としての経験という糧があり、母に比べるとビックリ度が少ないかな、と思ったからです。ちなみに私は2人姉妹で10年間女子校育ちだったので、そりゃもう男児の生態に日々たまげっぱなしでした(今も)。
わが家の男児は、そして母である私は、どこからの呼び出しにいつ呼び出されたのか(!)ということについての結果報告も書いています。
よかったら、最後までお読みくださいますと嬉しいです♪
その1:病院
大先輩ママさんから最初に言われたのが「病院からの呼び出し」です。
これを読んでくださる男児母のみなさんは「もうすでに呼び出され済み」という方もおられるかも?(えっ?おられない?)
直接病院から呼ばれるのは稀で、大抵は
「幼稚園や保育園からこれこれこういう事情で今から病院に行きます」と連絡があることがほとんどかと思います。
わが家の場合、幼稚園の年中の時、園庭で走り回っているときに園舎につながるコンクリートのベランダにいる友達に呼ばれたのだそうです。
そして、スピードを緩めず友達に向かって突進、運悪くたどり着く前に転んで階段状のコンクリートの角に顎を強打してぱっくりと割れてしまうという大事件がありました。
場所が顔だったので今後も傷が残ってしまうかもしれない!と機転を利かせてくださった保育園の先生方が、行政で2〜3箇所しかない「形成外科」を掲げるお医者さん(商店街にある小さな医院で何度も通っているのに認識できないくらいのところでした)に連れて行ってくださることになりました。
私は職場で連絡を聞き、保育園の先生に電話機越しに「お願いしますお願いします」とペコペコ頭を下げて早めに帰る支度をしました。その時は保育園と勤務先が1時間以上離れていたので、処置がすっかり終わって保育園に戻るまで保育園の先生が全て対応してくださいました。
その形成外科では、傷が目立たないよう
一度傷の内側だけを縫合し、その後表面にある皮膚を縫合する
という2段階縫合(そんな施術名かわからないのですが)をしてくださり、傷を遮光テープで覆うようにという指示がありました。
と…書くだけでも激痛がするのですが、もちろん息子は大暴れをして、ベッドの上で看護師さんを蹴りまくり、看護師さんが馬乗りになって押さえつけ、大変な大乱闘騒ぎになったそうです…。
おかげで今息子の顎の傷は、傷があったか分からないぐらいきれいになっています。
傷を残したくないなら、怪我の後すぐに形成外科です(時間が経って受診してもどうにもできないと言われてしまいました)。
病院といえば…1歳3歳中学1年の時と息子は3回入院しています。
今となっては懐かしい思い出ですが、子どもの入院は本当に大変なので、機会があれば改めて「子どもの入院」について書こうと思います。
今となってはその時どうやって過ごしていたのか、記憶がおぼろげだったり、思い出せても「今はも体力も気力もなくて、同じことができるだろうか」と思うくらいには大変でした…。
その2:学校
小学校では、大体年に2回ほど個人面談が実施されます。1回は全員、2回目は希望者のみという学校もあるかもしれません。そういった定期的な全員との面談ではなく、不定期かつピンポイントに学校からお呼び出しがある、それが「男児あるある」だったりします。
多様なお呼び出し機会を分類すると、
「学校生活に欠かせないものの長期の紛失」だったり
「お友達とのトラブル」だったり
「ルールを守らないために周囲が困っている」ということだったり、
男児の場合は、バリエーションが多くなりがちですが
「お友達とのトラブル」というのは、男児も女児も親として心悩ませる大問題になりがちです。
救いの点(そんなに救える点はそもそも男児にないことが多いのですが、珍しく)としては男児の場合、問題が表に出てきやすいので、その分先生も家庭も把握しやすく、殴り合ったりしていたのに「仲直りの儀式でけろっと翌日からはいつも通り」ということもあります。女児の方はさまざま複雑で繊細な難しさがあるのかもしれません。
わが家は、中学年の時に校庭で遊んでいて投げた石(そもそも石を投げることが間違っている)が女の子の頭に当たってしまった、ということがありました。本人はいまだこの件に関して俺ではないと否定をしていますが(えぇ、ケロッとしない根に持つタイプです)、真相は闇の中です。こういう場合子どもが否定しても、菓子折り持って子どもとともに先方に謝りに行くケースが多いので、後々親子関係が微妙になることも…。
他にも学童クラブで他のお友達の夏休みの宿題を持ち帰ってしまい、学童クラブのロッカーで発見されたのがこともあろうに8月末だったという悲しい(恐ろしい?)出来事もあったり、
男児の子育ては常にナナメ上方向から、思いがけない出来事が降ってくるので、客観的には面白いのですが、当事者の親としては、それはそれは日々の対応が大変です。
今日のテーマである「男児母が覚悟しておくべき3つの呼び出し」を紹介してくださった先輩ママからは、
「小学校に上がったら日持ちのするお詫び用の手土産のお菓子をストックしておくのよ!」とこれまた貴重なアドバイスももらいました。
その言葉の意味がしみじみとわかった日、わが家は小学校中学年でした。
ちなみに、親同士の日頃の人間関係で、寛大に「お互い様だからね」といってもらえることも多く、働いていても保護者会にはマメに出席して、クラスのお友達の名前とお母さんが一致するように、一生懸命覚えたりもしていました。
その3:警察
最後に伝授されたのが「警察」。これは上の2つと違う、何やら物々しい「おおごと感」があり、一番呼ばれたくないところです。上の2つと比べると実際のお呼び出し確率は少なくなるのかもしれません。
わが家の場合、割と早く経験済みです(自慢にならない…)。息子が何度も同じことで言うことを聞かないので、「マンションの玄関の外で反省をして待っていなさい」と両親で叱ったところ、その場から逃げ出して近所のコンビニによって雑誌の立ち読みなどしてフラフラしていたところ、店員さんに通報され保護されてしまいました。日本は安全な国だからという、親の甘い考えを後ほど大いに反省したのですが、当時はマンションの割と高層階に住んでいて、そこから一階まで降り、数分歩いてコンビニで暇を潰してしまうとは、思っておらず、息子がいないと真っ青になっている最中に警察から連絡が来た時は親の方がすっかり気が動転してしまいました。
この時は警察署までパトカーで移送されたので自転車で20分ほどの警察署に引き取りに行くことになったのですが、その時下の娘は0歳児だったので、本当にどうしようと思いました。
結果報告に代えて…わが家の男児は…
すでにネタバレをしてしまっていますが、
かなり早期の段階で3つとも見事コンプいたしました笑
その後学校からの特別なお呼び出しは、もはやわが家では日常、
最近は部活の合宿先で怪我をして病院に運ばれたり、
中高生が出かけてはいけない夜の11時過ぎにコンビニまでふらふらと出かけて補導されないか親がハラハラしたりと未だに心配の種は尽きません。
赤ちゃんの時に3つの覚悟を教えてくれた先輩ママに感謝の気持ちでいっぱいです
私がこの先輩ママからの貴重な話を聞いたのは、出産祝いの場w
ふにゃふにゃした愛おしいわが子を腕に抱きながら、伺いました。
その時はまさかうちの子にかぎってそんなことにはなるまい、と思っていましたが…
保育園から小学校の半ばまでで早くもコンプしてしまうという結果になりました。
先輩ママは私の大学の先輩で、ご自身の男児を私と同じか、それ以上に大変な思いをして育てられたお母さん。今も何かにつけて私を支えてくれています。
どこからも呼ばれないに越したことはないのですが、
常に不可思議で謎めいた生態の男児を持つ母として、こんなことも覚悟しておくといいかもよ、という程度に読んでいただければ嬉しいです。
母になったばかりの私に、自分の子育てをふまえて
「覚悟せよの3つを教え」を授けてくれた先輩ママに感謝の気持ちを込めて、
今度は私から、男児母の子育てで、笑ったり・困ったりしているお母さんに「覚悟せよのバトン」(いや〜自分で書いといて貰いたくないわ〜)を渡せたらいいなと思います。
楽しいけれど、大変!そんな男児母の子育て。
私もいまだに大変です!!(これ強調)
辛い時は、一緒に子育てを笑い飛ばして、これからも一緒に頑張りましょう!
立ち上がる母さんより