「誰も君のことなんて気にしてないよ」で救われない理由
自分が人からどう思われているのか気になる
自分がしたことで人から嫌われたんじゃないかと心配になる
こういう悩みを言うと、たまに「誰も君のことなんて気にしてないよ」とか言われます。
だから気にするなよ、という慰めなのでしょうが、慰めになっているかと言えばなっていないような。
これが定番回答になっているような気がするので、これで救われる人もいるのでしょうが、私はあまり救われません。
なぜなのか、考察してみました。
自分で自分を他人の目で見ている
人からこう思われているのでは、という推測・妄想は自分の頭の中で繰り広げられています。これって実際の他人の目ではなく、自分で自分をみて「これは良くなかった」「嫌われるかもしれない発言だった」など判断しているんですよね。
悩んでいる時だけでなく、自分を鏡やお店のショーウインドウで見ているときも同じだと思います。自分で自分を他人の目で見ている。
それで自分の評価を付けているんですよね。
でも、これも結局は「自分の目」なのです。
実際の他人からの評価ではない。
そこをちゃんと理解しておくというのが重要なのではないかと思います。
「人の目が気になる」の「人」=「自分を評価している自分」
だからむやみやたらと人目を気にしたり、他人からどう思われているかと気にしすぎる必要はない。
自分は自分の行動を今こう評価している、という理解ができれば、少し冷静になれるのではないかと思った話でした。