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過去の話をするとしよう① 大体小学生ぐらいまで
さて、早速自己分析をしようと思う。
とはいえ、まともにやったことがないのでどうすればいいか分からない。
逃げに逃げ続けていたもので。
掘り返すと腹かっさばいておさらば!おさらばです!とやりたくなるせいで今の今まで逃げていたもので。
特段暗くもないし、明るくもない。少なくとも自分はそう捉えている。
だけども、どこか後ろめたいというか、この人生は恥ばかりという意識がどうにも拭いきれずにいる。なんででしょうね。
けど今ならもうなんもこわくねえや。
だって先も見えない無職だからね!
両親、離婚。
阪神淡路大震災があった、次の年だ。たしか。小学2年か3年のころだった。
両親が離婚した。
理由は未だに、はっきりとは分かっていない。
父親が暴力的だったことだろうか。
思えば、当時からわたしは周囲のことにあまり興味を持たない人間だった。
自己中心的と言うべきか。自分のことしか目に入っていないというか。
人の名前を覚えられない。同じ学校の、登下校が同じ年上の子から当時好きだったアニメのグッズをもらって、親に見つかって。
誰からもらったかを言えずに万引きしたのではとこっぴどく叱られたぐらい。両親ともに教職だったので、余計に問題視されたのだろうな、と今は思う。特に激しく怒ったのは父の方だったように思う。
最終的にどう落ちついたのだったか忘れたが、誤解は解けたはずだ。
そのことについて、フィードバックは特になかった。
わたしは否定されるべき存在だった
父母が離婚して、私は母とともに現在住む土地へ引っ越した。
年に何度か父(というか父方の祖父母)と会いに行った。旅行に行ったりもした。
彼らと会って家にもどると、普段からよくする失敗について母から、「あいつらに言われてわざとやっているんだろう」と詰られた。全く身に覚えのないことだった。むしろ、言うことをよく聞くようにと言われていたのに。
これは単に私の不始末であり、彼らになんの不手際も、悪意もないはずなのに。
今思えば、今思っても、あれは不要な誹りだったと思う。
反発して声を荒らげると、「あんたお父さんとそっくりやな!」と言ってヒートアップした。何を言っても無駄だ、と思った。
父は、離れて暮らすとそれほど悪い人ではないな、という印象になった。殴られたことは忘れてはいないが。趣味がゲームということもあってか、攻略法を話し合ったりもした。
母からの否定がつらかった。一緒に暮らす人間からの否定は、一番堪えた。