本当の私
私の母は、母が思っている以上に私のことをわかっていない。
母の思う私は、
・ポジティブ
・外向的
・鋼のメンタル
・怠惰
・将来のことを何も考えていない
まあこんな感じ
ただ本当の私は
・超がつくほどのネガティブ
・内向的かつ人見知り 仲良くなったらうるさいけど
・絹ごしにも程があるほどの豆腐メンタル
・怠惰な部分は否定できない
・ちゃんとやりたいこと(目標というか夢というか)がある
見ての通りほぼ真逆。
今日だって、母にちゃんと就職活動しなさいよ
って言われた。これで何回目?正直聞き飽きた。
言われなくてもわかってるって、そんな思いも込めて就職活動したくないと小さな反抗をした。
案の定母は怒り気味に、就職しないとこうなるとか、将来のこと何も考えていないから、とかひたすらに私を否定するかのような言葉を投げかけた。
だからわかってるって!
そう言いかけて言うのをやめた。言ったところで何も変わらないことはわかりきっている。このやりとりは何回もしたから。
だから代わりに
私のメンタル削るようなことは言わないで〜と言った。
母は私を鋼のメンタルの持ち主だと信じて疑わないので
まあ当然のように
よく言うよ(多分この後に、メンタル弱くないくせにって付け足される予定だった)
って言い残した。
ああ母は私のことを何一つわかってない、わかっている気になっているだけだ。
今までも思っていたことを再確認するように、今日はいつも以上に実感した。
小、中、高の全て母が私の性格に合うからと決めた学校に進学した。楽しかったし、色々な経験ができたし、なんだかんだ母校が好き。
だけど唯一、初めてここに行くと自分で決めた大学は、今までとは比にならないぐらいに充実している。もちろん嫌なことはあるけど、夏休みに学校がなくて体調を崩すぐらいに大学が好き。
キャピキャピしすぎた環境が苦手な私にとって、the JK!みたいな人ばかりの母校は正直苦しかった。でも今の大学は和気藹々としつつもどこか冷静な人が多くて居心地がいい。(時々うるさいけどそこも好き)
やっぱり母の思う私と本当の私は全然違う。本当の私は、母が思うほど強い人間じゃない。もっと脆くて、だけどちゃんと目標がある。わかって欲しいと思いつつも、どうせわかってくれないだろうという諦めが勝つのは、今までも知らず知らずのうちに、今日と同じような経験をしてきたからなのかな。