全日本大学駅伝に向けて④優勝候補の大学とどう戦うか【創価大学】

こんにちは。すーです。

先週末、国士舘大学での記録会が終わりました。

5000M

10000M

エントリーメンバーの記録は上記の通りですが、このレースを終えて本戦で走る可能性の高いメンバーが明確になったと思います。

ということで今日は、優勝候補の大学とどう戦うかというテーマで予想を書いていきます。

(今回は敬称略で、全員フルネームで記載いたします)

優勝候補(駒澤大学)とどう戦うか?

過去の全日本大学駅伝を見ると、2,3、5、7、8区で大きく試合が動いている印象が強いです。特に勝負なのが3,7、8区なのですが駒澤大学はこの3区間を埋めるメンバーがいます。

おそらくは篠原倖太朗、鈴木芽吹、山川拓馬(or 花尾恭輔)の3人が配置されるかと思いますが、この3人に加えて2区を昨年好走した、佐藤圭太がいるため前述の5区間すべてで勝負できます。

しかもその他のメンバーも強いので、全区間勝負できるでしょ・・・。なんならば出雲駅伝と同様に
1区:篠原倖太朗
2区:佐藤圭汰
3区:山川拓馬
4区:伊藤蒼唯
という並びにしてここまでで1分以上の差を開き、エース区間7区で鈴木芽吹が勝負を決める。

みたいな展開もあるので、無理に勝負をしに行く必要があるの?

3位以内を目指してシードを絶対に落とさないための堅実な戦いをした方がいいんじゃないの?

というようなことも浮かびます。

実際に創価大学のメンバーの実績やタイムで考えてみると

順位|駒澤大学|創価大学|
1位
2位
3位
4位
5位
(名前はあえて書かないので皆さんの頭の中でシミュレーションを!)

のように比較をした際、明確に優位だといえるメンバーをあげるのは難しく、うまくいったら勝てるかもという状態なので、どのように戦略を立てるかは非常に難しいです・・・


が、個人的には大きく2つの方向性があると思っています。

① 全日本・箱根未経験組の「まだまだ未知数な力」にかけて勝負する
② 現実的には3位以内を狙いつつ、全てが上手くいった場合に優勝が狙える

本日はこの2パターンでそれぞれ、区間配置を妄想していきます。

① 未経験組の可能性を信じる布陣

1区(9.5km)石丸惇那
2区(11.1km)小池莉希 ★
3区(11.9km)リーキー・カミナ★
4区(11.8km)山森龍暁
5区(12.4km)織橋巧★
6区(12.8km)吉田凌
7区(17.6km)小暮栄輝★
8区(19.7km)吉田響
(★は全日本・箱根未経験組)

4区までは出雲駅伝と同じメンバー。1区と2区の2人が出雲での経験をバネに成長をし、よりよい結果を出して先頭に食らいつき、3区でトップに。4区ではなんとか先頭の座を守り、5区では昨年の青木瑠郁(國學院大學)のように衝撃のデビューを飾って快走。6区は単独走で走りきり7区は何とか他校のエースと勝負をして、アンカー勝負!

というのが理想すぎる展開。未知の要素が全て上手くいい方向に働き、かつ全員がコンディションよく走れた時のシナリオです。

・出雲を怪我で欠場し記録会も走らなかった小暮栄輝が長距離を走れるのか?
・留学生を3区で起用してしまっていいのか?

など色々と考えないといけないこともあるのですが、優勝を本気で狙いに行くならこんな配置も面白いのではないかと思いました。


② 表彰台狙いのあわよくば・・・の布陣

1区(9.5km)石丸惇那
2区(11.1km)山森龍暁
3区(11.9km)小暮栄輝
4区(11.8km)吉田響
5区(12.4km)小池莉希/ 織橋巧
6区(12.8km)桑田大輔
7区(17.6km)リーキー・カミナ
8区(19.7km)吉田凌

先程より長めにコメントします。最後には大砲二人を7、8区に置くケースもシミュレーションしてみました。

1区は出雲の時の再現を。過去箱根10区、全日本4区ではもどかしい走りをしたこともあったが、それは全力で前を追ったから。3位のチームと10秒圏内でつなぐという狙いならば、確実に成し遂げてくれる可能性を感じられる。

2区は頼れる大黒柱。3位以内を狙える位置で確実につなぎつつ先頭の背中が見えるところでのタスキつなぎを期待。

3区は次世代のエース。怪我明けということもあり、前半の主要区間を。箱根3区を想定して走ってほしい。

4区はアップダウンが多い難コース。ロードに強く、盤面をひっくり返す強さを持つ吉田響を折り返しのここに置きたい。3区までで苦戦してもシード圏内には戻してくれる期待が高いし、うまくいけば先頭の姿が見えてくるかも。

5区は1年生に任せたい。トラックで結果を残し続けている2人のうち調子のいい方に走ってもらい、区間賞を目指してほしい。

6区は駅伝経験の多い4年生に託したい。国士舘大学記録会では強い力を見せたので、箱根駅伝も見据えて彼には素晴らしい走りを期待。

7区は留学生の爆発力に期待。できれば表彰台〜先頭争いに参加し、シード権からは2分ほどのリードが欲しい。

8区は出雲のときのようなレースを期待して、吉田凌のアンカーが見たい!状況に合わせて3位以内を目指しつつ、シードを守る安定の走りを!!!


と考えてみました。最後はおまけで7、8区で勝負をかけるパターン。全員の調子や当日の天候によって配置は決まると思うのですが、いったいどんなメンバーが走ることになるのでしょうか。楽しみです。

おまけ|7・8区で全力勝負&見てみたい布陣!

1区(9.5km)石丸惇那
2区(11.1km)小池莉希
3区(11.9km)吉田凌
4区(11.8km)山森龍暁
5区(12.4km)織橋巧
6区(12.8km)小暮栄輝
7区(17.6km)リーキー・カミナ
8区(19.7km)吉田響

1、2区は積極的に勝負。3区は去年のリベンジ。状況を見てクレバーな走りを。4区は力強い先輩の走りを見せてもらい5区は期待のルーキーの好走を。ここまででシード権に入り、6区〜8区で全力で追い上げ。

こんな走りも見て見たい。

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