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レンタルビデオ屋さんに行こう
こんにちは。すいです。
近頃、レンタルビデオ屋さんが次々に閉店していっています。悲しいー!最後の砦だと思っていた、近所のゲオも、まもなく閉店してしまうそうで。悲しい、悲しい、寂しい〜!
サブスクが普及されるようになり、レンタルビデオの需要が減って来てしまったことは、分かります。私も、アマプラばかりに頼り、レンタルビデオ屋さんに行く機会が減ってしまったことは事実。ただ、それでも、そんな身分で言うのもおこがましいけれども、やっぱり寂しい。こういった状態になってしまってから、"寂しい"と言うことが、どれだけずるいのかも分かったうえでも、今一度言わせてほしい。寂しい寂しい寂しい〜!!!!
寂しい。寂しすぎる。レンタルビデオ屋さんが近所にあることの、安心感ってすごいのです。いつでもそこに、自分の気持ちを掬い取ってくれるような作品が置いてある、心強さ。サブスクは、"こういうのが観たいな〜"という、決まった目的から開くことが多いけれど、レンタルビデオ屋さんは、目的が無くても、何かしら自分にピッタリなのが見つかる。色んな昨日のパッケージに囲まれながら、気になる作品を見つけたり、懐かしの作品にときめいたりできる、楽しさ。図書館とはまた違う、絶妙な静かさも好き。最近だと、DVDを借りる際、DVDに付いているロックを解除する作業も気持ち良くて好きでした。自分で、自分自身の気分と向き合いながら、真剣に作品を選び取れる場所だったなと思う。やっぱり人は、自分で"選んでいる"という感覚が強ければ強いほど、熱くなれる性質なので!
未だにくぐったことがない、あの、のれんも、緊張感があって良い。その先に何があるのか、分かっていても、未知の世界を今でも感じる。
レンタルビデオ屋さんで、やってみたい憧れのようなものも、まだ叶っていないので、終わらないで欲しい。
その気持ちを込めて、先日早速ビデオを借りて来ました。
もう閉店してしまうことは確定していても、最後まで抗っていこうと思います。どうかずっと、より多く残り続けますように。
皆さんも、レンタルビデオ屋さんならではの楽しみ方を、どんどんとしていきましょう〜!