見出し画像

きつねとたぬき

赤いなんちゃらと緑のなんちゃらみたいに対比されている印象のあるきつねとたぬき。怪異と食べ物と本物の三つがありますが、今回は食べ物の話です。

関東のきつねとたぬき

関東で「きつね」と言えば、大抵甘く煮た油揚げをうどんの上に乗せる料理です。ほとんどうどんのことを指しますが、そばに乗ることもあります。(きつねそば)
「たぬき」は天かすが乗っているそばやうどんを指します。天かすのほかにネギやかまぼこなどが乗るケースもあり、個人的にそば屋によって特色が出やすいのはたぬきだと思います。こっちもそば版がある。

関西のきつねとたぬき

「きつね」は同じようにお揚げが入ったうどんのようです。全然違うのは「たぬき」。ちょこっと調べたら京都と大阪でも違うらしいです。文化ってすごいや。
大阪の「たぬき」は関東で言う「きつねそば」で、
京都の「たぬき」は刻んだお揚げの上にとろみのついたお出汁のあんがかかっているらしいです。おいしそう。
「きつね」が「たぬき」に化ける=ベースのきつねがたぬきに変化したということらしく、うどんがそばに化けて、お出汁があんに化けたということだそう。

地域によって同じ名前でも違う料理が出てくるのはなんだかおもしろいですね。私は麺なら何でも好きですが、特にうどんが好きなので京都のたぬきにとても魅力を感じています。絶対あんかけ美味しい。

そういえば赤と緑のカップ麺は一律うどんとそば固定ですね。
うどんについて語りましたが今日の私のお昼は焼きそばです。昨日はラーメンで一昨日はうどんだったので麺リレーかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?