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上手くない絵に値段がつく原理(悪用厳禁)

先ほど、あるnote記事を拝読させていただきました。

その筆者の友人は、男性だが女性性であると偽ってエロAIイラストをオークションサイトで販売しているとのこと。

その筆者は、堂々と男性としてエロAI絵師として活動していることを誇れば良いとの結論が出されていた。

それはそうだ。
エロ絵師の権威として誇りを持つという生き方も有りだと思う。

しかし、私は筆者へのリスペクトを欠くわけではないことを前提に「私の意見」を書かせていただく。

それは、「女性が描いたエロい絵」に対して、購入者が興奮している。
そして、販売者が女性であることで、より高く売れる。
という市場原理が働く場合もあるということ。

つまり、戦略的なネカマによって、絵の値段がつりあがる場合があるということだ。

プロレベルではない、上手くない作品に値段がつく原理

何年も前、自分のイラストを販売しようとしたときに、
オークションサイトで、女性出品者によってフェチシズムを強調した作品が販売されていた。
その女性はリクエストを受けて、その男性のために尻から大腿部にかけて大きく描かれた作品を出品する。
とても、上手いとは言えない色鉛筆で描かれたイラストで、でも、そこにはその女性のスキルの範囲内で込められた一生懸命さがにじみ出ている。

男性はそれを4千円とか、8千円だかで購入していた記憶がある。

まともに、絵画の市場に出せば、その絵には値段がつかなかっただろう。

しかし、その男性のリクエストに応えて、その男性のフェチシズムを、その女性が拙い画力で一枚の絵に込める。

そこに、男性の性的興奮や、そのスキルの範囲内で込められた魔力に対して「疑似的な受け入れられた感」が生じて、金銭が介在するほどの価値が生まれている。

AIごときには、とうてい表現し得ない魔力、価値である。

はた目からみて、狂気である。

しかし、その様な原理で、ものに価値がつくこともあるということだ。



ありがとうございました。


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