鬼レンチャンのツッコミは令和では不快な暴言か?
千鳥の鬼レンチャンという番組が、Ticktokなどのリール動画でよく流れてくる(違法アップロード?)
自分が見たのはFIELD OF VIEWのボーカル、浅岡雄也さんが出演されているもの。
浅岡さんが千鳥、かまいたちのメンバーから「いじり」を受けるという構図だった。
コミュニケーションの正解が正解で無くなる?
浅岡さんは、自分をいじらせることで美味しくなる。
だから「横柄」なキャラを強調して、より、いじらせる。
千鳥、かまいたちは、役割を理解して、いじりという仕事を遂行する。
そこには、いじらせて美味しくキャラが引き立つ浅岡さんと、
いじらせる”素材”が手に入る、番組側とで取引が成立している。
コメント欄を見てみると不快感をあらわにする声も
そんな、鬼レンチャンの動画のコメント欄を見てみると、
純粋に楽しんでいる声がある中で、そのいじりを暴言と捉えている者もちらほらいるようだ。
確かに、やり過ぎかなと思うツッコミも多く、不自然に罵倒している様にも感じられる場面もあった。
双方が合意の上での「いじり」であるし、被害者はいない。
浅岡さんもエンターテイナーとして「いじり」を受けている。
しかし、その構図を理解しておらず、ただただ不快感を感じている層がいるということ。
「いじり」というものが、受け手に高度なリテラシーが無ければ伝わらない高尚な文化になってきているのかもしれない。
そんな中で、吉本興行が、松本さんの「時代に寄り添う意識の醸成」などをかかげる記事を発表した。
もしかすると、今は時代の転換点なのかもしれないなと感じた次第です。
余談だが、音程至上主義になって欲しくないなと思ってる
音符通りに歌うよりも、低いところからしゃくるというのはプロの歌手の高等なテクニックだったりする。
音符通りに歌うよりも難しい、人の心を震わせるテクニックがそこにはあったりする。
「音程通り=凄い」
ではないということ。
ということで、筆を置かせていただきます。
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