コバエの交尾から学ぶ、人間の先送り癖や、結婚できない人の特徴など
蒸し暑い季節、部屋の中でコバエが交尾しながら空中を漂っているのを見かけた。
そして、このカップルは交尾しながら産卵場所を探していることに気づく。
コバエは交尾しながら、産卵場所を探している。
人間は、パートナーを吟味して結婚して住処や仕事を確保して、ようやく子を作ろうとする。
人間は、そうやって準備に時間をかけるあまり、妊娠が難しい年齢になって不妊治療が必要になってしまったりする夫婦も珍しくない。
人間もコバエを見習って、子作りをしながら部屋や仕事を探し、婚姻届の準備をするくらいの、スピード感を持っても良いのではないか。
腰が重く、いつまでも動けずに目の前のチャンスを見送ってしまう様な大きいだけの企業にはウンザリするが、
コバエの子作りの姿勢からは、さっさと施策品を作って市場に出して、テストしながら改善していくベンチャー企業のスピード感を彷彿とさせる。
自己実現にも言えること
〇〇が整ったら、なんて言って実行を先送りにするような生き方で、欲しいものを手に入れることなんてできるのだろうか。
準備を言い訳にして、実行に移さないのは結局のところ、自分の命を殺すことになり兼ねないと思うのだ。
とは言え、生きたい人生が刹那的なものにならない様に、ある程度、継続可能なだけの土台は欲しい。
それが、経済的な基盤、つまりお金。
一定のキャッシュフローを持つか、大きなキャッシュを貯めてしまうかで、人間はある程度、経済的な基盤を持つことができる。
ただ、このキャッシュフローの完成するまで我慢するだとか、大きなキャッシュが溜まるまで願望に手を伸ばさないということになると、どんどん年齢だけが増えてしまう。
死んでしまったり、死んだのと同じような状態になってしまえば、願望に手を伸ばすことさえできなくなる。
(1)欲しいものに手を伸ばす。
(2)継続的に幸せであれるようにする→キャッシュフローの問題
問題は、この(1)と(2)を良いバランスで保っていくことなんじゃないかなと思っている。
(1)自体が、収益を生んだり、収益につながることが最も望ましい。
しかし、最初から(1)に取り組むときに、(2)のことを考えていると(1)を純粋に楽しめない。
とにかく、「恋愛」だとか、「自分が本当にやりたいこと」だとかを先送りにしてしまい過ぎないように気をつけたい。
ありがとうございました。