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【NZワーホリ】仕事探し振り返り

私がニュージーランドに着いてから初めて仕事を手に入れるまで、およそ3ヶ月という時間がかかりました。
長かった。本当に長かった。
職探しは全然思うようにいかなくて、つらかったし苦しかったし何度も挫けそうになった。
でも最終的に、自分が素敵だと思えるカフェで採用してもらうことができた。

今回の記事では、私自身のワーホリ職探しの振り返りをしていこうと思います。


約3ヶ月の仕事探し、どんなんだった?

ニュージーランド到着後の最初の2ヶ月は、求人サイトやFacebookからのオンラインアプライをたくさんして
数えてないけど50件くらいはアプライしたんじゃないかな。
そのうち返事があったのは確か2件、ひとつがカフェでもうひとつがジャパレスだったけど、ご縁はなかった。

カフェで働いてみたいけど経験ないと無理かあ・・と思って、すごく迷ったんだけどそれなりの金額だしてバリスタ講座を受けることにして。
講座ではコーヒーの淹れ方を教えてもらったり、実際にカフェでの職業体験をしたりして、カフェで働くイメージを持つことができた。

その後CVをアップデートして、オンラインアプライを再開。
でもアプライ先から連絡は全然こないし、全く希望を持てずこのままだと本当に仕事見つけられないどうしようと思って、
本当は嫌だったけど勇気出してCV配りをすることを決意した。
できることはやらなきゃ、後悔はしたくないと思って、自分を奮い立たせた。

Googleマップで目星をつけたカフェやレストランにピンを立てて、それに基づいてたくさん歩いてCV配った。
1日3、4時間歩いた日もあった。
CVを受け取ってくれるお店は多かったけど「今募集してないけどCV受け取るよ」ていうお店ばかり。

CV配りを始めた時は「意外といけるかも」と思ったんだけど、続けていくうちに心が折れそうになって泣きそうになって。
直接人に会って働きたい意思を伝えるのって、ものすごくエネルギー使うんだなあ、と身にしみて感じた。

心がクタクタになって、でも自分のペースでいいから、ピン立てたお店にはできるところまでCV配りに行こう!と自分を励まして諦めないで続けて。
心が息切れになりながら、
「もうCV配りいきたくないけど、今日は1店舗だけでも行ってみよう」
と、自分を奮い立たせて行ったカフェで、初めて求人してるって言われた。

それが、今働いているカフェです。

スタッフからマネージャーがいる日を教えてもらって、マネージャーに会いにまたそのカフェに行って、トライヤルさせてもらえることになって。
思いがけず採用してもらえた。

自分ができることをやって、勇気を出して、諦めないで本当に良かった。
本当に、よく頑張った、わたし!
自分で自分を褒めたよ、本当に頑張ったんだから😭


ニュージーランドで仕事探しをして思ったことは、仕事を見つけられるかどうかはタイミングによるところが大きいのかな、ということ。
あとは過去の経験とか専門スキルがあれば、採用される可能性はグッと上がると思う。
日本でも同じだと思うんだけどね。

今回仕事を見つけられたことに対して、私の運が良かったとは思わない。
運が良かったらもっと早く仕事見つかってたはずだから。

お店でたまたま空きができてるところに私がたまたまCV渡しに行って、
たまたまスタッフがマネージャーに私を繋げてくれて、たまたまマネージャーが私のパーソナリティーがこのお店に合いそうと思ってくれたから採用された。
ほんと、たまたま色んなタイミングが重なったんだと思う。

ちなみに、このカフェ以外でCV配りに行ったところからはどこからも連絡来てませんw
ここで採用されてなかったら、私は今も職探しを続けてたかもしれない。

やって良かったCV配り

CV配りで色々なお店に直接足を運んで良かったと思うことは、そのお店の雰囲気やスタッフの働いてる姿を直接見ることができたことです。
「ここのお店、スタッフが笑顔で働いてて楽しそうだな!」
「ここのお店、空気が澱んでるな・・私に合わないかも」
とか、店によって受ける印象もいろいろ変わります。
自分にマッチしそうな雰囲気のお店を見つけるという目的で、CV配りを理由にいろんなお店に足を運んでみるのもいいかもしれないです。

直接お店に求人問い合わせに行くことは、すごく勇気がいることだと思います。
中にはぜんぜん平気な人もいるかもしれませんが、わたしにとってはものすごく怖くて勇気がいることでした。
CV配りなんてこれまで一度もやったことないし、言語の壁もあるしね。うまく話せるか不安だった。

でも・・きっと大丈夫。
CV配りはニュージーランドではごく一般的なことみたいなので、お店の人も対応に慣れてる人ばかりだと思います。
実際にCV配りをしてみて、優しく対応してくれる人の方が多かったです。
英語がカタコトでも、働きたい意思を一生懸命伝えようと努力する姿勢は、きっと伝わります。

私がCV配りで意識していたことは、とにかく笑顔で話しかけること。
笑顔で話しかければいい印象を持ってもらえるはず!と信じて、
内心ビビりまくって泣きそうになってましたが、がんばって笑顔で話すようにしてました。
英語がうまく話せない分、それをカバーできるものは自分には笑顔しかないと思ったのです。

CV配りしてなければ、いま働かせてもらってるカフェで採用されることは絶対になかった。
だから、ここで働くための試練だったのかもしれないと、自分に都合よく考えてます。
うまくいかなかったとしてもCV配りをした実績はできるわけで、つらくてもいつか話のネタになると思いながらやってました。


ニュージーランドでの仕事探しでオンラインアプライもCV配りもしてみて、飲食店に限って言うとCV配りの方が仕事を見つけられる可能性は高いのかなと、個人的に思いました。
どのやり方がいいのかは国や地域によって違うかもしれないので、あくまで参考程度にしていただければと思います。

わたしを採用してくれたカフェのマネージャーは、お店まで直接CVを配りに来た人した採用してないと言ってました。
求人広告は出さないことにしてると。
電話で直接聞くのもNGらしい。
一緒に働いてるスタッフが、「電話で求人問い合わせを受けたけど、CVを直接渡しに来てくれないとな〜」みたいなことを話してました。
仕事がほしいなら、直接お店に行くことが大事みたい。うちのカフェは。

わたしがCV配りに行った何件かのカフェからは、直接お店に来てくれた人のCVは、募集中じゃなくても受け取ることにしてると言われました。
直接お店まで足を運んでくれた人たちに敬意を払ってるように感じました。

オンラインしか受け付けてないと言ってるカフェも中にはありましたが、私が働いてるカフェのように直接お店に足を運んで求人問い合わせをする人しか受け付けてないところもあるようです。

なので、ワーホリでレストランやカフェでの仕事を探してる人たちに対して私から何かアドバイスできることがあるとすれば
(おこがましいことは重々承知です)
ここで働いてみたい!と思うお店があったら、直接求人募集してるか聞いてみたりCV渡してみると、もしかしたらチャンスがあるかもしれません。
スタッフに聞いてみても良いですが、最終的に採用するかはマネージャーやスーパーバイザーが決めることなので、できるだけ採用責任者に繋げてもらうことを強くお勧めします。

ワーホリ仕事探し感想

最近のワーホリの仕事探しは大変だとニュースやネット上の体験談などを読んで覚悟はしてましたが、心身ともに大変だったし時間はかかりました。
仕事を見つけるまでは贅沢はしないと決め、全くホリデー感のない地味な生活を送りました。
外食も高いので、自炊で細々と暮らしてました。
こんな生活が続くくらいなら日本にいた方がマシだ・・と、何度も思った。

でも、自分にできることをしないで仕事探しを諦めて帰国したら一生後悔するぞ、それで良いのか?!と自分に厳しい自分もいました。
自分にできることを全てやって、あと3ヶ月ぐらい経っても仕事が見つからなかったらニュージランド国内旅行をして日本に帰ろうと、腹を括った。

正直、仕事を選んでなければもっと早く仕事を見つけられてたかもしれないとは思う。
でも、私はどうしてもカフェで働きたかったんだ。
理由は単純で、コーヒーが好きだから。
カフェで働く経験をしてみたかったから。
それだけ笑
それだけの理由なんだけど、妥協したくなかったの。

仕事探しはつらかったけど、私に必要な試練だったんだと思う。
簡単に仕事を見つけてしまってたら、調子乗ってたと思うし、簡単に投げ出してしまうこともあったかもしれない。
苦労して手に入れた仕事だから、この先つらいことや失敗して落ち込むようなことがあったとしても、きっと頑張れる気がする。
(あまりに過酷だったりやばい職場環境だったら、もちろん全然逃げます。自分の身は自分で守らねば)


そんなこんなで、採用してもらったカフェで働き始めてはや4週間目。
英語に苦戦する時はまだまだあるものの、大体の仕事の流れはつかめてきて今のところそこまで大きな問題なく働いている状態です。
なんとか、なんとかなってるって感じ。

スタッフはみんないい人たちですが、彼らの輪には全然馴染めてないなあ・・と、モヤモヤ悶々、ちょびっとさびしく感じてたりします。
スタッフ間の世間話に軽いテンションで入れるような度胸も英語力もなく、「早く馴染みたいなあ・・」と思いながら過ごしてる日々です。

英語が流暢だったら早く馴染めてただろうに。
て思ったりもするのですが、
過去を振り返ってみると、日本で中途で入った会社で「私馴染んできたな〜」て感じ出したのって、入社2年目か3年目ぐらいだったような気がする。
そもそも時間がかかるものなのだ。人と人が馴染むのは。
てか、私の場合は、人見知りもあるから多分人より人や環境に馴染むのに時間がかかる。
だから、そーゆーものなんだと、長く働けばいつか馴染んでくると、大きく構えて過ごそうと、寂しく感じる時に自分に言い聞かせてます。


仕事を見つけて、ようやく本格的に私的ワーキングホリデーのスタートを切れたような気持ち。
でも、よく考えたらあと8ヶ月ちょいなんだよな、私がNZいられるの・・。
限られた時間だから、働く時間も大切に過ごしたいと思います。

まだ仕事始まって1ヶ月も経っておらず、この先何か問題とか起こるかもしれませんが、
今、この時を楽しみます。
がんばれ私、大丈夫私!

Venom観に行ったらど真ん中で貸切鑑賞。
通路めちゃ広いし座席リクライニングで最高の映画体験だた

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