わたしのスキ22 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形
土日は、自分にいい影響を与えた作品などを。
22回目は……ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 です!
京アニこと、京都アニメーションの、あの事件以降初めての新作映画。あの事件で初めて、過去に「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」「響け! ユーフォニアム」などの名作を作り続けてきたアニメ会社であったことを知り、ちょっとでも応援になればと思い、さっそく観に行ってきました。
人と人との感情の機微の推移を、静かに、丁寧に描いていく作風で、私はとても好みな雰囲気の作品でした。
架空の王国が物語の背景にありながら、列車やバイクや、主人公ヴァイオレットの義手など、かなり先端技術が発展している世界設定。そして、アクションシーンや謀略などのドキドキ展開ものではないので、既存の剣と魔法の冒険もの系のような、そんなお話を期待している方には向いていないかもしれません。
登場人物たちの、優しい気持ちと、丁寧に描かれた背景や調度品やキャラクターの表情の変化などはさすが京アニ! と、初見でしたが感じました。
それらに触れて癒されたい場合は、とってもおすすめの一作です。
既に、本編がアニメで完結しているようですし(この映画が先だったので、内容がとても気になりました)今後いつになるかはわかりませんが、本編の劇場版も鋭意製作中とのことなので、不死鳥のごとく復活を遂げてほしいものです。
頑張れ京アニ! 祈りを込めて。
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