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北米にいるならテレビを見よう!英語の勉強にテレビが良い理由とおすすめテレビ番組3選

こんにちは。私はカナダのバンクーバーに住んでいるのですが、毎日テレビをよく見ています。

日本に住んでいた時からテレビが好きでニュース、お笑い、深夜バラエティと何でも見ていたのですが、バンクーバーでもテレビを見始めてから「日本のテレビも素晴らしいけど、北米(アメリカ・カナダ)のテレビも面白い!しかも英語の勉強になる!」と感じています。でも最近はNetflixで済ませてしまう人が多いので、それも良いけどテレビも素晴らしい!という事を伝えたくてこの記事を書き始めました。

ではまずはテレビがおすすめな良い理由を私が住んでいるバンクーバーのテレビ事情と共に紹介します。

バンクーバーのテレビ事情について

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バンクーバーでテレビを見る場合はケーブルテレビが主流で、インターネットと一緒に同じ会社と契約するのが一般的です。私の家ではTELUSという会社(日本のNTTのような会社)と契約してケーブルテレビとインターネット回線が提供されています。なので日本と違ってテレビを見るのにお金がかかります。でもバンクーバーはシェアハウスが一般的なので、その場合はテレビも家賃に含まれていることが多いです。

こんな感じでケーブルテレビに接続するボックスが提供されます。

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また契約がなくても、以下のような窓に貼るアンテナを使って日本みたいに無料で受信することもできるようです。

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ただ私が今まで住んだシェアハウスはケーブルテレビだったので残念ながら試したことはありません。またケーブルテレビの方が後述する録画機能などのメリットがあります。テレビ契約しているか不明な人は一度大家さんに聞いてみてはいかがでしょうか。


テレビが英語の勉強におすすめな理由4つ(ケーブルテレビ)

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1. リアルタイム英語字幕がある

ほとんどの番組にClosed captioning(CC)という字幕機能があります。この字幕をオンにすれば、生放送でも字幕ありで見ることが可能です。生放送の場合は字幕のタイムラグはありますが、分からない単語だけキャッチできればいいのでかなり重宝しています。またドラマ等のあらかじめ収録されているものはリアルタイムで字幕が出ます。

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日本では字幕なしでも別に聞き取れるので必要ありませんでしたが、英語では聞き取れないことが多々あるので常にオンにして聞き取りの助けにしています。また元々この機能は耳が不自由な方の為に追加された機能のようでして、結果としてそれが私のような非英語ネイティブにも役立っています。


2. ニュースやトークショーがリアルタイムで見られる。ながら見ができる(これ大事)

ながらみ

個人的にNetflixよりテレビが良いと思う1番のメリットがこれです。現地のニュースをリアルタイムで見ることができて、かつ流しっぱなしにしておけるというのが英語の勉強において大事だと感じています。

その理由はNetflixで映画やドラマを見る場合は「さて見よう!」と思って見ることが多いからです。でもテレビならとりあえずオンにしておいて、ながら見ができます。なので別に気合を入れて字幕や声を追う必要がないので、結果として流している時間が増え、新しい単語を学ぶ機会が増えました。

Netflixで映画やドラマを見る場合はある程度まとまった時間が必要ですが、ニュースならパッとテレビをつけた時にやっているものを見ればいいのでより気軽です。この「気軽である」というのが英語の勉強を継続する上で大きな力になっていて、頑張って見ている感じがしないので難なく継続できます。英語の勉強においては「継続」が1番難しいと感じているので、たとえ単語帳や参考書に取り組むやる気が起きなくても、テレビで聞いた英語がきっかけで単語やフレーズを調べることに繋がります。

また、ドラマを見る上ではFriends等のSitcom(トークが主体のsituation comedy)が英語の勉強におすすめと言われますが、テレビのトークショーは本当のトークなので、その点でも実際に使われている語彙を学ぶのに一役買っています。でもやはりNetflixにある膨大なコンテンツも面白いので、私は平日や何かをしている際はテレビをかけて、時間のある休日などにNetflixで映画を見たりして使い分けています。


3. フードやスポーツといった専門チャンネルがある。アメリカのチャンネルも見ることができる

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いくらテレビが英語の勉強になるとはといっても、興味がない番組だと続きません。なので専門チャンネルやアメリカの多様なチャンネルを見られるのは自分の好きな番組を探す上でとても便利です。

私は日本だとキー局を主に見ていたのですが、北米だと無料で見れる専門チャンネルがかなりあります。例えばフードチャンネルなどで、1日中食レポの番組をやっています。頻繁に見るわけではないのですが、例えばハロウィーンの際はハロウィーンフードの食レポやかぼちゃの切り抜き対決をずっと流していてけっこう楽しめました。

また、アメリカのテレビを見ることができるのはバンクーバーに住んでいる私にとってはかなりのメリットで、ABC, NBC, FOXなどの主要なアメリカテレビ局はだいたい見る事ができます。バンクーバーの場合はアメリカのシアトルの番組を見る事ができます。アメリカとカナダのチャンネルをコロコロ変えることができるので、どっちの情報も入ってきて便利です。

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また、カナダの番組も面白いですがやはりアメリカの方が種類が多く面白いものが多いです。カナダ人も同じようなことを思っているのかこのような画像もあります。

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カナダの州の特徴を風刺したもの。アメリカはテレビ番組が作られる場所(Where TV comes from)
引用元 : https://www.buzzfeed.com/katangus/canada-according-to-stereotypes?utm_term=.rxVvEzJE6


4. 録画機能と巻き戻し再生機能が最初からついている(ケーブルテレビ)

前述したケーブルテレビボックスのおかげで録画もできます。なのでレコーダーをわざわざ買う必要はありません。見たいテレビは録画予約しておけば、Netflixと同じように見ることができます。特に最近始まった番組はNetflixにはないことが多いので私は主にそういったものを録画しています。

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また、今見ている番組なら録画していなくても巻き戻して再生することができます。英語で今なんて言ったんだろう?と思った時は巻き戻せるので、たとえ録画していなくてもちょっと戻すのに便利です。


おすすめのテレビ番組3つ

テレビが英語の勉強に良い理由はこのあたりにしておいて、最後に私のおすすめのテレビ番組を紹介しようと思います。

1. I Can See Your Voice

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韓国で流行った番組のアメリカ版で、2020年9月よりアメリカFOX系列で放送されているバラエティ・クイズ番組です。(バンクーバーではGlobal BCのチャンネルで放送されています)

この番組は誰が本当の歌手なのか、それとも歌が下手な人なのかを当てると言う番組で、6人ほどの歌手っぽい人の中から誰が本当の歌手なのか1人1人当てていきます。内容はいたってシンプルですが、クイズミリオネアのような演出なのでつい見入ってしまいます。

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トーク番組と違い、番組のテーマは常に歌手を当てることなので英語の聞きとりにおいて背景知識(政治や歴史など)は必要ありません。その点かなり英語が聞き取りやすいので初心者にとてもおすすめです。また、一般の人が歌手を当てていくのですが、さすがアメリカだけあってタレントでないのにトーク力が高く、それも面白いところの一つです。

ファイナルアンサーをするとき、やたらTrust your gut(直感を信じよう)とみんな言うので私はこの番組からこのフレーズを覚えました笑


2. Border Security: Canada's Front Line, America's Front Line

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空港の荷物検査の人や、薬の取締りの人の仕事に密着したリアリティ番組です。カナダのNational Geographicチャンネルの番組で、カナダの空港がメインでしたが今はアメリカの空港での様子もかなりあります。

日テレの「世界まる見え!テレビ特捜部」の中でこの番組が放映されていたことがあるのでご存知の方も多いと思います。怪しいと思われる人の取り調べに密着して、その様子を淡々と流しています。特にアメリカやカナダは薬物の密輸が多いのでこういった番組が出来たんだと思います。

大体はシリアスな感じで進み、実際に入国拒否される人や捕まる人もいます。でも「結局この人は何も怪しくなかったじゃん」という事で終わることもあります。その時は取締りの人が「なんか違ったけど、まあそういうこともあるよね。」みたいな軽いノリになることもあり、シリアスな中でも明るく仕事をしているのが垣間見えて面白いです。

英語については、これもトーク番組ではなく取り調べの場面もコロコロ変わるので英語が仮に聞き取れなくても映像だけで内容がわかると思います。なのでこれも気軽に見れるのでおすすめです。


3. The late show with Stephen Colbert

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最後はアメリカのCBSチャンネル、有名なコメディアンであるStephen Colbert(スティーヴン・コルベア)によるトークショーです。

これはまさにアメリカのトークショーと言った感じで、政治に対する皮肉やジョークをガンガンと言っていきます。またStephenがトランプ大統領のTweetを読む時のモノマネがとても上手く、それを機に「なんだか面白いモノマネやっている人がいる」と思って見るようになりました。

内容は主に政治や最近のニュースに対するジョークを交えたStephenのトークと有名ゲストを交えたトークです。今人気の人や、大物がゲストとしてよく出ます。この前も普通にボンジョビが出てきてびっくりしました。

ちなみに日本人のこんまりさんも以前出演されていました。

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英語についてですが、私のレベルではかなり難しいと感じていて政治のジョークについてはしっかり集中して見ていても、難しい単語が出てきて分からなくなることがよくあります。またその政治のニュース自体やアメリカの政治状況についてちゃんと私が知っていたらもっと楽しめるのにと思う事が多々あります。でも映像を交えたジョークは分かりやすいので、分からない事が多少あっても番組自体は面白いです。

この番組は放送後に番組の一部をYoutubeにアップロードしてくれているので、テレビのない方はそちらでも楽しむことができます。

日本にはこういったコメディアンが政治に大して皮肉やジョークを言う番組が少ないと思うので、私にとってはけっこう新鮮でした。


まとめ

北米で見るテレビは英語の勉強だけでなく、今の国の状況やカルチャーについても詳しくなれるのでぜひおすすめです。全体的な印象としては、日本と比べてトークショーが多く、またドラマを放送していることが多い印象です。でも見れば見るほど日本のテレビの良さも分かり、日本の丁寧に作り込まれたワイドショーのフリップや、お笑い番組も素晴らしいと思います。

また日本でテレビを見ているときは時間を浪費してしまっていると感じることもありましたが、英語の場合は「これは英語の勉強だから」と言えるので問題ありません。笑 おすすめの番組があればぜひご一報ください!


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