「ウェディングを辞めてよかった」と思うとき。
こんにちは。お洋服大好きパーソナルスタイリストおまみです☺️
こちらのnoteを読んでくださっている方であれば、
私がもともとウェディングのお仕事をしていたことはご存知だと思います。
私は、ウェディングが嫌いで辞めたのではなくて、
『ウェディング業界』が嫌だったことと、
ウェディングを嫌いになりたくなくて辞めました。
自分で言うのもなんですが、命を削ってお仕事に取り組んでいたと思うし、
ウェディングプランナーを育成することは本当にやりがいがありました。
「もっとやればいいのに」と言ってくださる方々。
ウェディングプランナーを育成するコンサルとしてお仕事をしていた頃、
もちろん、厳しいこともたくさん言っていましたし、
私の指導により涙を流す若いプランナーもたくさんいました。
当然、賛否両論あることは分かっていましたが、
1枚壁の向こう側に『一生に一度の結婚式』を控えたおふたりがいることを思うと
厳しくせざるを得ない、と思っていました。
そういった指導に関して、エネルギーを費やしていましたから、
「しんどいけど、仕事だしな」と思っていました。
ただ、40代を迎えたときに、
「こんなしんどいのを、60とかまで続けるんかな…」と思うようになり、
「これまでがんばってきたから、もっと自分と向き合える仕事に
切り替えてもいいんじゃないか」と考えて、ウェディングから離れました。
私の仕事のスタンスを何も知らない人は、
「そこまでできたんなら、もっとやればいいのに」とか、
「そっちの方が向いているでしょう」とか、
『よかれ』と思って言ってくださっているとは思いますが、
正直、しんどいなー…と思っています。
時代の流れを感じています。
今年に入ってから、耳を塞ぎたくなるようなニュースが続いていて、
一般的に「ブラック」と言われている部分が明るみになってきて、
嫌な部分がいい方向に向かっていく時代になるんだろうな…と感じています。
そんな時代の流れを見ていると、
きっと私があのままウェディングを続けていたら、
「時代に合わない」と感じて、
本格的にウェディングを嫌だと思っていただろうなと、自分で思うんです。
私がファッションのお仕事に携わるようになってから、
友人たちは口を揃えて「顔が変わった」と言います。
それぐらい、ウェディングの仕事をしていた頃は、
いろんなものをすり減らしながら、削りながら取り組んでいたんだと思います。
そういうことを考えるとき、
「あー、ウェディング辞めてよかった」と思うと同時に、
「知らない間に未練がなくなったなー」と感じることも多いです。
同じようなことは、『ウェディング業界』にもある。
私が『ウェディング業界』を嫌いになったのは、
最近、ニュースにもなっているような状況が多少なりともあったからです。
「うちの媒体に載せてやってるんだから(ノーギャラだよ)」とか、
「うちの名前を使えば、おたくの宣伝にもなるでしょ
(だからノーギャラだよ)」とか、とあるイベントで私がセミナーを担当するのに、
弊社にとって競合となる企業のCMを流すことを何の報告もなく
主催者が安易に引き受けていたり(私にはノーギャラなのに)、
そんな言葉を直接言われたわけではありませんが、
そう受け取れるような対応が何度もあったからです
(そうじゃない方々もたくさんいます。誤解しないでくださいね)。
「私が大好きなウェディングを生業にしている人たちの中には、
こんな(残念な)人もいるんだなー」と思いましたし、
「こんな(残念な)人たちがウェディングをしてるのかー」と思いました。
「あ。嫌だな。同じに思われたくない」って。
だから離れたんです。この気持ちに至るまで、結構時間がかかったんです。
だから私に「おまみさんのコンサルをまた見たい」とか、
「だからこそ続けるべきだ」とか、イージーに言わないでください😭
私自身が、大好きなウェディングを離れるというのは、
いちばん大きな苦渋の決断だったんですから。
ウェディングのコーデを考えているときは、超幸せ。
そんな私からウェディングを完璧に拭い去ることはできなくて、
私自身でできる方法を…と考えて、今はウェディングをしています。
・再婚の方。
・40代以上の方。
に絞って、ウェディングをご提案させていただいています。
先日も、再婚同士のおふたりにお会いして、
おふたりの出会いやウェディングに対する考え方、
これからどんな人生を歩んでいかれたいのか…とか、
そんなお話をうかがって、とても嬉しく思っていました。
「やっぱりウェディングはええなぁ…」ってね、
そんなことを思っていました。
お会いした後、戻ってからすぐに
私が持っている洋書を引っ張り出してきて、
「こんなコーデが似合われそうやなぁ…」とか、
「コンセプト次第で、こういうの提案してみよー♪」とか、
ずっと見ていられるなぁ…って幸せな時間でした。
だから、やっぱりウェディングを完璧に嫌いにはなっていないし、
というか、なれないし、私はやっぱりウェディングが好きなんです。
『ウェディング業界』は大嫌いだけど。
「『ウェディング業界』が大嫌い」って、言いたかったんですよね、きっと。
でも、自分がウェディング業界に身を置いていたら、
「お前もそうだろ」って言われるだろうし、
自分でもそう思うから、離れたら言おうと思ってました😜
「そんなこと、いちいち言わなくていいよ」、
「いちいち言って、敵を増やさなくていいよ」って、
私のことを思ってくださる方々からは、お叱りを受けそうですが、
やっぱり言いたかったんだろうなって思います。
私が今後、ウェディングのコンサルのお仕事を引き受けるとしたら、
私が唯一信頼している方からのご依頼であれば…という感じです。
この方は、私をコマ扱いすることも絶対にありませんし、
孤軍奮闘しているときも絶対に味方になってくれましたから。
その方以外の方からのご依頼は、もう引き受けるつもりはありません。
ファッションとウェディングは近い。
ファッションとウェディングって、とても近いものなのに、
意外とファッションに興味がないウェディング関係の方は多い。
私は今後、細々とウェディングはやっていくつもりではいますが、
ファッションとウェディングをもっと近づけられるような
お仕事をしていけたらって思っています☺️
本日のコーデ♪
2月に入ると、私は黒が着たくなります。
暦の上では春…だけど、季節はがっつり冬…ですから、
気温や季節に左右されない色…と思ったらベーシックカラーです。
もともとウェディングプランナーですので、黒アイテムは多いのです。
お客様にはあまりおすすめしないですけど…💦
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