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ファッションの歴史を知るとおもしろい。

こんにちは。
セカンドハンドでファッションのお悩みを解決する
パーソナルスタイリストおまみです☺️

よく

「おまみさんは参考にしてるファッション誌とかありますか?
 いつも何を参考にしているんですか?」

って聞かれますが、
私、実はあまりファッション誌とか参考にしていなくて
(もちろん、チェックはしますよ❣️)、
自分が気の向くままに、「あー、これ、いいなー」って思うものは、
スクショしたり写真撮ったりして保存する…って感じです。

ただ、それらはどちらかと言うと、
「何がトレンドなのかなー?」という感じで、
『トレンドチェック』みたいな感じです。

トレンドは繰り返されるでしょ?

これはよく言われることではありますが、
トレンドって繰り返されますよね。

たとえば、今であれば、若い世代の方々に、
私世代でトレンドだったファッションが『Y2K』として人気です。
私たち世代でトレンドだった頃は、『Y2K』なんて言葉は
ありませんでしたけど😅

だから、↓この本はよく読んでいます。

『100年のファッション史』ってやつです。
この本は、いつ読んでも私は心がウキウキします☺️

シャネルはもちろん、
同じ時代のエルザスキャパレリのお洋服とか、
イヴ・サンローランのマニッシュなスーツとか、
クレージュのアイコニックなワンピースとか、
どれを見てもワクワクします☺️

見ていると、

「あー、これって○○にもこういうデザインあったなー」

とか、今人気のブランドと重ねることができたりで、
いろんな発見もあります。

だから、現行のトレンドをチェックするより、
過去のトレンドをチェックすることの方が多い気がします☺️

ファッションって、奥が深い…といつも思わされる。

ファッションって、どうしても…
『見た目』にフォーカスされがちなので、
ちょっとチャラチャラした印象を持たれやすいけど、
まったく逆で、こうやって歴史を振り返ってみると、
社会に影響されていることが多くて、
そのときの世界情勢などもわかって、実はとても奥深いです。

たとえば、シャネルで有名なバイカラーのバレエシューズ。
先が黒くて、ベージュのコレです。

このバイカラーのバレエシューズ、今では
『おしゃれアイテム』として知られていますけれども、
作られた背景は、戦争中に戦地に向かう男性たちの代わりに、
女性たちが工場で働かなくちゃいけなくて、
工場で機械を使っているとつま先が黒く汚れてしまうから…という理由で
つま先を黒にした…というエピソードがあります。

ベージュにしたのは、脚と続いているように見せることで
脚長効果がある…というものです。

こうやって、ココシャネルは、あくまでも使う人の気持ちに寄り添って、
社会に必要とされているものをデザインで表現していった…というわけです。

ファッションの歴史を振り返ると、こういうエピソードがたくさんあって、
当時の社会情勢が大きく反映されていることがよくわかるし
(特にココシャネルは、そういったエピソードが多い)、
決してチャラチャラしているものではありません。

他にも、ジャージ素材のスーツとか、マリンルックとか、
そういったスタイルが誕生したエピソードの多くは、
ファッションデザイナーたちが社会からインスパイアされて
生まれてきたものです☺️

ね?ファッションって楽しくありませんか。

セカンドハンドを選ぶときも、実は影響されてる。

私がセカンドハンドアイテムを購入するときに、
こういったファッションの歴史は、結構影響されています。

たとえば、このあたりのフォルム。

ふたつとも3年ほど前のあるブランドのワンピースですが、
見つけたときに「ウエスト位置低いワンピ、好きー🥰」となったんですが
1920年代のウエスト位置が低めの
シャネルのリトルブラックドレスっぽい雰囲気だなーと思うわけです。

こういうことを知っていると、
お洋服を選ぶときに、ただ単に『デザインがいい』というだけではなくて、
深められるというか、私はますます沼ってしまう…って感じです。
とても楽しいですよ♪

ファッションの歴史、ぜんぶはお伝えできないけど…。

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おまみ【パーソナルスタイリスト/コーデ塾:The Base of Fashion主宰】
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