パーフェクトヒューマン☆中田敦彦もはまるスーツの意外な落とし穴
中田敦彦さん、最近衣装変えられましたね。
以前はサックスブルーのシャツにイエローベースのレジメンタルタイにエンブレム付き2つボタンブレザーでした。
「話しかけたくなる人ならない人②」の15:17あたりでこのブルーシャツ、イエロータイが正解である。中田やってます!勝ち組です!とドヤ顔でおっしゃられています。
確かに正解です。人に好かれるスーツのVゾーンのカラースキームです。
じゃなんで、衣装替えちゃったの?
ここからは私の推測です。
中田敦彦さんはエニアグラムタイプ8のボスタイプです。
大勢の仲間の中心にいることが、この上ない幸せに感じるタイプです。
物事を勝つか負けるかで判断しますので、”強さ”が重要です。
なので、このタイプは強く見える服装が好きです。
YOUTUBU初期の中田敦彦さんは黒い服を着ていました。
しかし、黒は威圧的で人に好かれません。
しかもジャンルが教育系ですから黒は効果的ではありません。
で、このスクール系といいますかアメトラ系にしたら
説得力が出てきて登録者数も増えてきたと。
ところが、もう100万登録もいったし、もうそろそろ頂点極めてきたでしょ。すると、淡いブルーに黄色いネクタイが、どうも弱々しく思えてきたと。年下とコラボしたりするとき、なんか弱くない?
”舐められたくない俺”が出てきた。
で、赤いネクタイにスリーピースにチェンジ!
という感じではないでしょうか?
あ、で、答えなんですけど、、ボタンです。
スリーピースってあまり着ませんよね。
お笑い芸人の人って、特に漫才の人ってスーツ着ますよね。
ビートたけしさんの曲「浅草キッド」にも
♬~~同じ背広を初めて買って~~♬とあるように。
なんだけど、スーツの着方を知らない人が多くて
ベストのボタンを全部留めちゃってて。
私DMで中川家さんに申し上げたことがあります。
「一番下のボタンは外してくださいね」って。
で、中田敦彦さんのYOUTUBEをみていましたらば、
「おっ!スリーピース着てる!」って思ってよく見たら
PERFECT ならず、残念。
で以前のYOUTUBE見てましたらば、
中田様、ジャケットのボタンも全留めなんですわね。
ジャケットのボタンも一番下は外してお召になってくださいませ。
中田様はこんどアメリカにいかれるんですよね。
スーツのき方は学ばれていったほうが良いかと存じます。
じゃ、100万人登録をきわめたPERFECT HUMAN中田敦彦は何を着ればいいの?
好かれつつ、強さを出す方法はコレだ!
ミッドナイトブルーのスリーピース
白ピンオックスタブカラーシャツ
ブルーのソリッドタイ
TVフォールドの白リネンポケットチーフ
黒ハイソックス
黒内羽根ストレートチップシューズ
1.スーツ
スーツってみんなだいたい同じ形なんですよ。
テーラードジャケットにパンツ。
でもなんか違う「この人のスーツかっこいい!!」
っていうのは、ほんの数センチ、数ミリの差なのですよ。
この辺がわかっていて、スーツに詳しいのであれば自分で選べると思うのですが、なにもわかっていなくて、いきなりスーツとか買っちゃうと、
ただ「かっこいい!!」「俺コレ好き!!」ってだけで
黒いスーツとか、ストライプのスーツとか、襟付きのベストとか
とにかくとんでもないものを買っちゃうんですよ。
それイギリスの貴族が見たら???
猿がスーツ着てるみたいなものですよ。
でもなにも言わないよ。「しょうがないよね、だって猿だもん」
って心のなかで思ってスルー。
スーツって襟の形だの、ポケットの形だのダーツの入れ方だのとにかく色々種類があって大変なのですよ。なので中田様におすすめしたいのは、
とにかくアルマーニかゼニアに行って、
「ソリッドなミッドナイトブルーのノッチドラペル、シングルブレスト2つボタンのスリーピースをお願いします」
といってオーダーで誂えてください。
オーダーですよ!オーダー!
既製品ではイケマセン。
いくらディオールだのバレンシアガだのいうても
スーツの世界ではいくらかっこいいブランド物よりもオーダなのです。
そしてこのオーダースーツというのはつくるのに時間がかかります。
一ヶ月以上はかかりますので、今すぐお出かけになってくださいませ。
お値段?
そりゃ高いですよ。でもだからこそオーダースーツなのでございます。
経費で落ちますでしょ。
2.シャツ
気になっていることがあります。
中田様のシャツの襟、、小さいですよね。
小さい襟って弱く見えます。
なぜこの襟を選ぶのか、、
多分大きな襟だと反り返ってしまうから?
それが嫌でスーツにかからない小さめの襟をお選びなのかしら?
威厳を持ちつつ襟先が反らない襟の形というのがございます。
タブカラーなるものです。
襟に紐のようなものがついていて、ネクタイの後側から留めて見えなくしつつ襟が引っ張られて反り返らないというものでございます。
ジェイムス・ボンド様も愛用されています♡
ちなみに、ボンド様のお召し物はTOM FORDというデザイナーのものなのですが、このデザイナーのスーツはいささかSEXYな感じになっておりますので、教育系YOUTUBERにはあいません。
シャツもオーダーがよろしいですね。既製品は体に合いません。
合わない”SUIT”してないということでございます。
スーツはSUITしてないとスーツではないんですね。
シャツの色は白。
淡いブルーでも良いのですが、スーツの色とコントラストを強めにしたほうが、よりパキっと強そうに見えますので。
素材は細い糸で目が細かくおられた生地で150番手以上のものを
1ダースオーダーしちゃいましょう。
シャツは消耗品でございます。
3.ネクタイ
赤いネクタイね、エニアグラムタイプ8の方お好きですよね。
目立つの好き~
しかしながら、ビジネスアタイアで使って良い色はブルー系なので御座います。サミットだのEUの会議だの目を凝らしてよ~くご覧になってみてくださいませ。ブルーのソリッド(無地)タイのオンパレードでございます。
ブルーの色味は深く濃いミッドナイトブルーがよろしいですね。
シャツの白さとのコントラストが強いほどくっきりはっきりしますので
おっしゃっていることにもキレがでてまいります。
赤いネクタイの人は押しが強くて協調性にかけますね。
黄色のネクタイの人は迎合しすぎですね。
誰とは言いませんが。
海外ドラマ「SUITS」でも主人公NYの敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターがしているのはブルー系のソリッドタイです。
黄色や、オレンジ、柄物のネクタイをしている人はスーツを着慣れていないブルーカラーの人です。
あと、ネクタイの結び方なんですけれども
エクボを入れてくださいませ。
これ”ディンプル”って申しまして笑っているような表情がでます。
弔事と謝罪のときはやってはいけません。
キムタク様は「HERO」撮影時、俳優さんたちにディンプルの結び方でネクタイを結んであげたそうでございます。
4.ポケットチーフ
コレ、使いこなせたら上級者です。
大抵の方は持ってすらいません。
かろうじて結婚式の時に左胸に挿してあったような、、
ぐらいな感じではないでしょうか。
百貨店にいきますとたくさん売っています。
逆にどれを買っていいかわからないほどです。
で、おすすめは、、
百貨店で買わないこと、、です。
といいますか、なぜか売っていないのですよ。
リネンの白のポケットチーフが。
某百貨店でたらい回しにされた挙げ句
たどり着いたのがフォーマルウエァ売り場の
すでにスリーピークスにしっかりと折られた代物でした。
うなだれて帰ってきたことがありました。
で、どこで買ったのかといいますと
ベソス商店です。あそこはよろしゅうございますわね。
なんでもありますわ。
検索窓に「ポケットチーフ リネン 白」と入力してくださいませ。
これを先程のボンド様までちと戻っていただきますと
ボンド様がやってらっしゃる、この入れ方1センチ位ちら見せする
この入れ方をやってくださいませ。
やり方は検索窓に「ポケットチーフ TVフォールド」と入力してくださいませ。
5.ソックス
ソックスってビジネスソックスでいいんじゃないの?
そうですね~登録者100人くらいならそれでよろしいかと思われます。
しかし100万人超えていらっしゃる方には
「やはり、さすが☆」というソックスを履いてほしいいのでございます。
それはハイソックスでございます。
座って足なんか組んじゃった時にスネが見える。
コレがいけません。
女子高生の絶対領域的は萌なのですが、おじさんのそれは
「おえぇ」でございます。すね毛なんかちらついた日には話が入ってこなくなります。
デザイナーの高田賢三氏がハイソックスはいてらっしゃるところを見ました。「やはり、さすが☆」
6.靴
高いブランド物の靴、アレは観賞用です。
欧米の方は足が細いのですね。
我々日本人は幅広甲高。
そもそもラスト(木型)が合わないのです。
ですので、こちらもやはりオーダーをおすすめします。
「内羽根式ストレートチップの黒」とオーダーしてくださいませ。
エニアグラムタイプ8の方は
見た目がイケてるっていうのにひっかかりやすいです。
うっかり茶色のウィングチップだのダブルモンクストラップだの
デコラティブのシューズに飛びつきがちなのですが、
ウィンザー公が流行らしたお遊びのシューズ、または田舎で履くカジュアルシューズでございます。
ビジネスアタイアで履いていると猿だと思われてしまいます。
まとめ
”着飾らにように着飾る”というのがスーツの極意でございます。
地味です。
エニアグラムタイプ8の方には耐えられない地味さでございます。
ですから勝負どころは素材の良さと仕立ての良さです。
かつて日帰りでサビルロウ(ロンドンにある仕立て屋街)にスーツをしたてにいったという武勇伝をおもちの紀里谷和明さまの、このお言葉を最後に、締めくくらせていただきます。