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中国人と日本人で決定的に違う、人間関係の作り方についてメモ

今日はちょっと短めですが、大事だと思ったことをメモ。一回のnoteではとても書ききれないので、たぶん今後も何度もこのテーマについて書くことになるような気がしています。

あくまで傾向であって全ての人に当てはまるわけではないと留意してお読みください。

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日本人と中国人の決定的な違いの一つに、人間関係の作り方があります。

端的にいうと、こういうことです。

・日本人は、相手の言うこと・相手の願い事を受け入れ、信用を得ることで関係を作ろうとする

・中国人は、自分の言うこと・自分の願い事を受け入れてもらい、信用を示すことで関係を作ろうとする

文字にすると似ているのでちょっとわかりにくいですが、つまり日本人は相手の出方を待ち受動的に人間関係を構築していこうとするのに対し、中国人は自分から相手に働きかける能動的な姿勢で人間関係を作ろうとする、ということです。

僕は嫁と結婚生活を送るうち、このことを強く実感するようになりました。

嫁は結婚生活におけるイベントに対して、たくさんの「要求」をしてきました。やりたいことは全てやりたい。お金もできる限りかけたい。今思えばそれは、彼女なりに僕との関係を作ろうとする過程だったのだと思います。

しかし僕はそのことをよく理解できず、むしろ「これだけあんたの言うことを聞いてやってるのに、まだ「要求」してくるのかよ」という気持ちを募らせ、結婚式に絡む親との調整がうまくいかないことも重なり、カウンセリングに頼るまでに心が追い詰められたこともありました。

その後の結婚生活でも意見が衝突するたびに「コイツはホンマに自分の言いたいことばっかやな」などとイライラすることも少なくありませんでしたが、頑張ってハッキリと拒否を示すことや自分も相手に頼ることを覚えるようになり、また嫁の方も僕の考えや行動原理を理解するようになったことで、関係は安定していきました。

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中国人の「まず自分の「要求」から始まる」というやり方は、ともすれば日本人からは単なるワガママに見えてしまい、違和感を覚えたり怒りを感じることも少なくありません(本当に単なるワガママの場合もあります)。

しかし、それを文化の違いからくる行動原理の違いだと捉えることができるようになれば、違った見方ができるようになるかもしれません。

相手を理解した上で受け入れられるかどうかはまた別の話かもしれませんが、まずはこうして言葉にしてその違いの実像を捉えようとする試みが大事なのではないかと思っています。

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華村@中国
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