時間をかけて異文化を理解していくことの大切さ。いきなり魔王とは戦えない話
昨日のマガジンでは、いまもって体験中の理解できない中国の子育て習慣について書きました。
「理解できない」とはいいつつも、ある程度はそこに合わせて生活することはできています。中国の習慣がどういうものかはだいたいわかっているし、義母やお手伝いさんなどが来るというのが決まった時点で、まあ相容れない部分があるだろうなということも予想はついていました。
こういうのは理論的・科学的な正しさを主張してどうなるもんでもないし、行動が変わるわけでもありません。なので、各々の子育てプレイヤーのやりたいことを尊重しつつ、これは譲れないと思った部分だけ自己主張をしたり、そもそも言うことを聞かずに勝手にやったりしています。
おかげでこうした異文化の中にさらされるストレスは、そりゃまあ小さくはないのですが、精神や身体に深刻な影響が出るほどのものにはなっていません。それよりも手伝ってくれることの恩恵やありがたさの方に注目し、感謝することができています。気安く文句を言いあえる嫁と義母のほうがよっぽど揉めてます。
そんなわけで、義母やお手伝いさんとの子育て共同生活も、意外と心穏やかに、楽しみながら過ごすことができていたりします。何より子どもがかわいいので、そんなことは些細なことに思えますしね。
たまに、あまりに違いすぎる習慣に僕を心配してくれる読者さんもいるのですが、全然ご心配なくといえる程度には健康的です(もちろん、ご心配はありがたいです!)。
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ただ。
仮に、結婚してすぐにこの状況になったら、果たして同じように心穏やかでいられたかな? とも思うんですね。
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