戦争の恨みを忘れた国と、決して忘れない国
先日、「この世界の片隅に」のアニメ映画版を中国人の嫁と一緒に見ました。この映画は太平洋戦争末期の日本、広島から呉に嫁いだ少女・すずをめぐる物語です。
夫婦ともに初見でしたが、僕は当時の時代背景についておおむね知識があるのに対し、日本人ではない嫁はそれほど詳しく当時の日本を知っているわけではありません。そのため見ながら適宜、僕が嫁に解説をするような形をとりました。
また嫁は日本語をそれなりに理解できますが、作中では強い広島なまりが表現されているので、字幕のない環境ではかなり