息子の初めての友達
息子、今日、クラスで新しくお友達ができたらしい。
給食の準備のときに、テレビ番組の話で盛り上がって、学校の帰りも一緒に帰ることになってたくさん話をしたと、家に帰ってきてから興奮気味に話してくれた。
気の合うお友達がまた増えてよかったなと思っていたら、なんと、その子が「僕のお父さん、脊髄損傷なんだよねー」と言い出したんだとか。
息子はびっくりして、「えっ! 僕のお父さんもだよ!」と言って、お友達もびっくり。
息子の話だと、年齢も事故に遭ったときの年齢も、事故の状況も同じだったのだとか。でも、時間が経ったら、「あれ? バイクじゃなくて車って言ってたかも」と言い出した。夫が事故にあったのは高校2年生。同じ歳なら、車の免許は持っていないはず。
「その歳はまだ車の免許は取れないよ」「え? じゃあ、高校生じゃないのかなあ」
だんだん息子の話も、なにが本当か怪しくなってきた。
でも、その子のお父さんが脊損だという事実は変わらないはずなので、息子にしてみれば、初めて”脊髄損傷を父に持つ友達”ができたことになる。
私は、脊損や車いすを利用している方を夫に持つ方はたくさん知っているし、子供たちも父親の友達に車いすの人たちがたくさんいるのを知っているし、接したことも多い。
だけど、「友達」の「お父さん」が「脊損」という経験は初めて。どんなふうに感じているのか、かなり興味がある。
お友達もすごくびっくりしていたようなので、その子にとっても初めての”脊髄損傷を父に持つ友達”なのかな?
もしかしたら、学校も事情を分かっていて同じクラスにしたのか!?
そこまでは考えすぎかな。
お友達のお父さんは、海外でお仕事する機会が多いみたいなことも言っていた(息子の話が正しければ)。来年あたり、また他の国に異動してしまうかもしれないらしい。機会があったら父親同士で会わせてみたいんだけどなあ!
それにしても、息子が「その子のお父さんも、お父さんと同じくらいの位置なんだって!」と受傷部位を確認しているところがおかしかった。そこ、やっぱり気になるんだね! うちはTh7だけど、そのお父さんも同じくらいなのかな? などなど、もっといろいろ知りたくなってしまう。
息子よ、今度は正確な情報を入手してきて!!
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