緊急事態宣言:5日目 また新しいこと
かぎ針編みのその後
先日、かぎ針編みを少しやってみたということを書いた。その後、ときどき、ネットの動画などを見て、見よう見まねで編んだりしていたのだけど、どうもモチベーションが上がらない。毛糸が絡まるし、動画と自分の編んだものが同じものには到底見えなくて、同じようなものができない。
そもそも、かぎ針編みの記号とかも読めないので、動画で説明されても全体像が把握できない。やはり、こういうときは紙の本がいいなあと思ってしまう。毎日のように、かぎ針棒を持って試したりしていたのだけど、ふと、以前よく使っていたヘンプの紐でかぎ針編みってできないだろうか? と思い付いた。
ヘンプ=麻紐で、よくブレスレットやストラップを作っていた時期があった。ミサンガを編む紐というと、伝わりやすいかもしれない。そこから発展して簡単なアジアンノットも作ったりして、結婚式のときには、手作りのアジアンノットのストライプを参列者全員に配った。そのときの麻紐などがまだまだ大量に残っているから、そういうものでなにかできないだろうかと思ったのだった。
早速調べてみたら、麻紐のかぎ針編みでバッグとか小物入れが作れてしまうことが分かった! これはやってみたい!! そこで気が付いた。どうやら私は、毛糸でなにか作るということにあまり興味がないのではないかと。とりあえず、本で研究したいけれど、図書館は閉まっているし、本屋にも行けないし、ネットで買うのはハードルが高い。こういう手芸のHow toもののような本は「なか身!検索」とかをやってくれると、もう少し気軽に買えるのにな、といつも思う。
ヘンプで編んでみた
さすがに最初からバッグなどはできないから、とりあえず、ヘンプを使ってかぎ針編みができるのかどうかを試してみることにした。ナチュラルの細紐を持ってきて、くさり編みをやったり、こま編みをやったりしてみたら、意外とサクサク編める。なんかやっぱり、毛糸よりもなにか作ろうという意欲が湧く!
ネットの動画をまた見つけて、とりあえず円を編んでみようと思ったのだけど、やはりここでも動画のものと自分が編んでいるものが、正確に同じものになっている確認がうまくできない。どんどん動いてしまう動画を見ながら初心者が編むのは、やはりかなりハードルが高いと思う。そして、はやり編み図が理解できないと話にならないことに、ようやく思い至る。
編み図の記号を調べて、実際に編んで確認した。そして、今度はとりあえず、鍋敷きを編んでみることにした。小さいものでも、何かひとつ、きちんと図を解析しながら編んでいけば、少しずつ大きいものも編めるようになると思う。家にあるもので、新しいことをしたいと思って、かぎ針を出してきたり、ヘンプを出してきたりしたのに、バッグを本気で作るとなると、また材料やら道具を買わなくてはならなくなりそう。うーん。そこまでは今は勇気がないなあ。