昨今のプラチナランクマのチームの戦術についてとスナイパーの在り方

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1 目的

 最近apexlegendsというゲームで仲間(以下narsan)とチームを組んでランクマッチに入り戦っている。今シーズンだけでも約10時間ほどランクマッチをしている。ゴールド帯はトントン拍子で駆け抜けることができた。しかし次のプラチナ帯ではランクポイントを増やすどころか最低保証の下限に引っかかって、降格しないが全く進まない次第である。

 この状況を打破すべくyoutubeに配信しアーカイブを残すことで、自信とチームのプレーを見直し反省することにした。結果としては全く変わらずランクポイントの下限を行ったり戻ったりするのみである。この状況が約10時間続いている。一生懸命プレーして10時間ポイントが増えないと心が限界である。

 10時間分のアーカイブを見ていて発見が2つあった。その2つである。チームのカバーリングとスナイパーライフルについて思ったことをまとめておきたい。

2 カバーリング

2.1カバーリングの理想

 カバーリングとは、仲間が打たれている時に、味方を射撃中もしくは射撃しようとしている相手に対してダメージや圧力をかけることである。これをすることによって相手を倒すことができる。また倒すことができなくても相手に「複数人に射撃されている。まずい。」と思わせることによって、焦らせることができる。すると相手は逃げるか射撃して道連れを狙うしかなくなるのである。(理想のカバーは永遠の課題であり、プロチームが数年間も練習するほど難しい)

 まとめるとカバーに必要なのは”ダメージ”or”敵から認識されること”である。

2.2 カバーリングの現状

 ※筆者をstuvenとする

 アーカイブを見返したらこんなシーンが目立った。自分が「距離を詰める。カバーして。」って言いながら前進すると、narsanはstuvenの背中を追っかけるように続いて走る。stuvenがダウンしてしまった後にnarsanは敵に突っ込んで射撃し負けてしまう。

 stuven射撃→stuvenダウン→後ろからnarsan射撃→narsanダウン

 敵からすると同じところから攻めてくる敵を1人1人倒しているだけで非常に簡単なことである。

 問題視していることはstuvenの射撃中にnarsanは敵に認識されない位置にいることである。これではstuvenに敵の全注意が向いていてstuvenは大きく被弾することが避けられない。ここでnarsanが残りのほとんどの敵を倒せれば良い。しかし一丁スナイパーライフルを持っているので近距離銃を2丁持っている敵が複数人残っていればアドバンテージがなく結果は想像に難くない。

 narsanに申しておきたいことは"同じ進路から攻めるな。なるべく同時に別の場所から射撃してほしい。"ということである。

3 スナイパーライフルについて

3.1 スナイパーの理想

 スナイパーの役割とは遠距離から敵にダメージを与えることである。また”遠距離から狙われている”と思わせることである。ダメージとプレッシャ―(戦いづらさ)を出すことによって仕事をする。

 apexlegendsではスナイパーライフルの1発を命中させたとしても、全体力の30%ほどしかダメージがない。連続して3~4当てればダウンまでもっていくことができるが、3~4発撃つ間に遮蔽物に隠れられてしまう。そして5秒もあればシールドバッテリーで回復できてしまう。遠距離武器だけでは敵部隊にとどめを刺せないため、遠距離からダメージを狙うことのアドバンテージが小さい。

 ではこのゲーム上でのスナイパーの役割を考えてみる。理想の流れは中距離(5+α秒で距離を詰めることができる距離)から敵にダメージを与える。敵は回復するが、その間の敵のカバーが薄くなったところを味方に攻めてもらうというものである。要するに”接近戦を仕掛けるきっかけを作る”ことである。

3.2 スナイパーの現状

 味方のスナイパーはnarsanである。スナイパーを愛しておりランクマで毎回使っている。スコープは6倍が好きらしい。

 3.1での理想の流れでは中距離でダメージを入れて”きっかけを作る”ことがスナイパーの仕事であると記した。narsanは6倍スコープが見やすい位置で射撃することが多いので5+α秒では接近できない。その場合、味方2人の接近戦で人数有利を作るには敵2人に回復させるほどのダメージを入れる必要がある。これは非常に難易度が高いうえに、チャンスがほとんどない。

 まとめると6倍スコープ当てやすい距離でスナイパーを射撃しては戦闘を有利に進めることができないのである。そんな状態でstuvenがどうにか接近戦を仕掛けても複数人で対処されてダウンすること必死である。その後に怒るnarsanの接近戦は回復済みの敵が待ち受けているので、結果は想像に難くない。

3.3 Ruさんの6倍スコープについて

 narsanが6倍スコープにこだわる理由はエイペックス上でスナイパーを華麗に扱う動画投稿者TIE Ruに憧れているからである。

 高倍率スコープで高い命中率を誇るRuさんの動画は見ていて爽快である。同じことができたらどれだけ快感か。何度も考えるが雲の上の腕前が必要になる。

 しかし同じことは操作方法の壁があるので、できないのである。Ruさんの6倍スコープでの射撃はほとんどはマウス操作によるフリックショットである。高速で視点を動かすことで命中させている。これができると、どんなに近距離でも高倍率スコープで命中させることができる。

 僕らが使っているのはPS4のコントローラーである。同じだけの視点移動速度を出そうとすると人間の手では制御負荷できない。コントローラーではフリックショットできないのである。よって6倍スコープは中距離では扱えず、おのずと遠距離で射撃するようになってしまう。これが現在のnarsanである。ここでnarsanに申しておきたいのは”PADプレイヤーは6倍あるいは4-8倍スコープをつかうな”である。※チャージライフルは例外、またカジュアルまで味方の武器をしてする趣味はない。

4 まとめと結論

 narsanは”ずっと味方の真後ろから遠距離でスナイパーを撃ってるだけ”という印象があった。しかしどうにも指摘する根拠が見つからず、警告するに至らなかった。終始”接近する息が合わない”とか”タイミングがずれる”と思っていた。

 こうしてアーカイブを見て考察することで、心の奥に持っていて言葉にすることがなかった前提条件が、原因なのではないかと結論づけることができた。

 最後にnarsanに申しておきたいことは"スナイパーライフルを持つことをやめて一緒に接近戦をしよう"ということである。

 これからもstuvenとnarsanの戦術の研究は続く…


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