生存報告14

この記事を書いている時刻は午前2時30分。あまりの鬱、というか寝逃げのスイッチが入ってしまっているせいで最低限の仕事をこなすこと以外1日中寝ているので、今が何月何日何曜日の何時何分なのかあまりよくわかっていません。

ここからどうやったらポジティブになれるのか。わざと躁転させるために薬を飲むのをやめようかとすら思います。まあ躁転したらしたで地獄が待っているんですが…。

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DTMを始めるためにDAWに触れる…ほどの元気はまだないので、YouTubeでコード進行や転調についての簡単な音楽理論の講座を観ています。僕は何か楽器ができるわけでも、ましてや絶対音感を持っているわけでもないですが、そういう人にでもわかりやすく解説してくれていてとてもためになります。音楽って楽しい。

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みんないろいろな過去や不安を抱えながら生きているんだよなあ、と。生まれてから一度も挫折したことのない人や、苦労をしたことのない人っているんでしょうか。…もしいたらそれも一種の才能だと思います。

ツラさの大小はあれど、人間誰しもツラい思いをして、それを乗り越えるたびに強くなっていくものですよね。

僕の最初の「ツラい」はなんだったかなあ。給食に嫌いな食べ物が出た日?苦手な水泳のテストがあった日?ずっと約束していたゲームを金欠で買ってもらえなかったクリスマス?

…やっぱり中2〜中3の時期ですかね。家に帰れば両親が毎日夫婦喧嘩で離婚の危機、学校に行けばオタクであることを理由に茶化され、後ろ指をさされる、部活に行けば弱すぎて後輩に馬鹿にされる。当時は鈍感だったというのもあるとは思いますが、今思えばよく生きていたなあと思います。今の僕だったら間違いなく不登校か自殺かですね。逃げを選んでいますよ。

でも僕というか、「へたれくん」を確固たるものにしたのはこの時期のインターネットがあったおかげなので、僕は忘れたい過去だとは一切思っていません。この時期に出会った友人はみんなかけがえのない宝物ですし、今も親交の深い人ばかりです。今も昔も変わらず、インターネットは僕にとって最高に居心地のいいスペースです。

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デミロマンティック」という言葉を知りました。

  • 他者に性的魅力は感じやすいが、恋愛的な魅力はなかなか感じない。

  • すでに親しい人に恋愛感情を抱きやすい。

  • 恋に落ちることに難しさを感じる。

  • 友人や周りの人が自分より多く一目惚れや好きな人を見つけているように感じる。

  • 全く知らない人に恋する気持ちが分からない。

  • 他者と距離を縮めるのが難しい。

  • デートをするときはロマンチックなデートではなく、カジュアルな友達のような付き合いを求める。

引用:IDEAS FOR GOOD 社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン https://ideasforgood.jp/glossary/demiromantic/#:~:text=デミロマンティックとは、感情,ないとされている%E3%80%82

これや!!!!! となりました。性的魅力は感じやすい≒性欲はあるので、「めちゃくちゃえっちやな…」と思うようなことはありますが(どちらかといえば貧乳派ですが…)、僕はいわゆる一目惚れというものを絶対にしませんし、何となく付き合ってみて、そこから好きになるかどうか試す、といったことが全くできません。それが普通と聞いて目が点になりました。え?他人を好きになるのってまず友達として十分仲良くなってからじゃないの?????

僕はまず友人として仲良くなって、親交を深めて、ある種の絆のようなものが生まれてから初めて「恋」というものを自覚します。ここまで心を開けた人間になら全てを許してもいいだろう、というような具合です。なので他人のことを「あ、好きだ」と思った回数は片手で数えられるくらいしかありません。

一時期マッチングアプリをたくさん入れていましたが、マッチしても酒を飲んで終わりでした。そう、僕みたいな人間には最も向いていない出会い方なんですよね。会ってみても1回では全く魅力を感じない。相当の回数を重ねないと好きになれない。

しかし、普通の人はそこまで仲良くなってしまうとそれはもう「友人」のカテゴリーに入ってしまうんですね。僕は「友人」の中からしか「恋人」を選べないので衝撃でした。

なんとなくアロマンティック(※何にも恋愛感情を抱かない人)の気持ちがわかる気がしていたのですが、このデミロマンティックもアロマンティックの一種とみなされるそうで。

自分の恋愛しづらさはこれだったのか〜、と理解できて少しスッキリしました。どう頑張ったって出会ったばかりの人間やポッと出の人間を好きにはなれないので、そんなに恋愛したいわけでもないんですけどね…(これがもうデミロマンティックの思考)。

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