続・境界性パーソナリティ障害の苦しみ

毎月のようにやってきますが、また境界性パーソナリティ障害の苦しみを味わっています。もうやめにしたい、こんなことで他人を振り回すのは終わりにしたい、と思っているにもかかわらず、なんなら前回よりももっと悪化しているように感じます。

僕の中で境界性パーソナリティ障害(以下ボダと記します)の症状が発現するのって、99%ありもしない妄想とか、現実離れした考えとか、そういったものが原因なんですよね。その妄想が過去のトラウマや嫌な記憶とリンクしているというのもあるのですが、ほとんどの場合ただの激しい思い込みや、起きもしていないことに対する不安なんですよね。

なぜそういう「ありもしないこと」「起きてもいないこと」を極端に恐れたり、不安がったりするのかというと、自分に自信がないからだと思うんですよね。自分に自信がある人(というか普通の人)なら、「ないない!そんなことは起きない!」「ま、起きてもなんとかなるだろ!」という風にサラッと受け流せるような事柄でも、僕にとっては重大な事件で、「もし○○だったらどうしよう…」「本当は○○なんじゃないか?」という疑念が一度湧き始めたが最後、ボダの症状が一気に発現します。

僕の場合暴力に発展することはありませんが、言葉の暴力(とてつもない長文を送りつける、相手を一方的に悪と決めつける)であったり、実行するしないはさておき自殺企図、多量の飲酒や過食といった自己を損なう行為、こういった症状が発現します。対象となってしまった人には本当に申し訳ないと思いつつも、毎月のように繰り返してしまいます。

もちろん、そのたびに自分でも「もう二度とこんなことは繰り返したくない」と思っているのです。思っていてもよくならない、よくならないことを悲観して自殺を考える、その繰り返しです。

自分だけが100%悪いなんてことはないと思います。もしかすると、相手の行動にもなんらかの非があって、それも引き金のひとつなのかもしれません。とはいっても、暴れ回ってしまってはどうしようもありませんよね。相手の行動が引き金になっていたとしても、そこで発射するのを食い止められるのが普通です。僕の場合引き金に手をかけられただけで乱射してしまいます。暴発しまくる極めて危険な銃です。

毎回のように暴れ回っていては、次第に相手も「自分にも悪いところがあったのかな…」と思わなくなると思います。そりゃそうです。「またか…」と嫌気もさしますよね。

カウンセリングの回数を増やしたり、ボダに関する文献を片っ端から読んでみたり、自分の行動を時折振り返ってみたりと、何もしていないわけではありません。なんとか治そうと必死です。必死ですが、それでも自分が全く言うことを聞いてくれない無力感。このままだとどう頑張っても幸せにはなれません。

1日2日で治るようなものではないともわかっています。精神障害ですから。それでも、昨日の自分より1ミリでもよくなれたらな、と思っています。しかし、それを自ら台無しにしてしまうことに対して強い怒りだったり、一周回って虚無感だったり、そういったものも感じます。

「治したい!」という強い意志が大事だとはわかっているのですが、毎月のように同じことを繰り返している自分にそろそろ嫌気がさしてきました。このまま一生不幸せな人生を歩むのは嫌です。助けてくれ。本当に。


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