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PILOTのオーディナル手帳を使っている話

ここ数年のメイン手帳であるオーディナルの話です


はじめに

学生時代、私はまともに手帳をつけていなかったのですが、コロナ禍前後に突如ペン・万年筆にはまり手帳を付け始めました。
どちらかといえば飽きやすい方なので、6年近く続いていることに我ながら驚きつつも、日々の気になることやメモ、記録をつづっています。
秋は各社の来年用手帳が書店や文具店にも並び始め、SNSでも手帳界隈が浮き立っているところ、私が愛用するオーディナルは取り上げられている印象が薄いので、このnoteを書きました。
(念のためお断りしておきますが、株式会社パイロットコーポレーション様とは何の関係もありません)

過去に使用した手帳

hands+ダイアリーB6スリム

ペンにはまる前に毎年購入していたもの。
バッグに放り込んでいたのでセミハードカバータイプのものを愛用。サイズ・レイアウトは現在のほぼ日スリムとそっくり。(そのせいなのかは知りませんが今は廃盤。)
携帯時代~スマホのカレンダーが見られない時や旅行の計画に使っていました。日々の書く欄は小さいものの、必要なときは右側のフリーページに沢山書けるのが便利でしばらくは定番でした。
ただ、万年筆との相性が悪かったので、次に書くほぼ日スリムに移行することに。

ほぼ日weeksB6スリム

数年前、万年筆に急激にはまりました。新型コロナによる巣ごもりブームの時期でもあり、インクやノートの世界にずぶずぶ沈んでいく中で、手帳をちゃんと書いてみたいなーと思い、これまで使っていた手帳に似たタイプのほぼ日weeksを1年だけ使いました。
毎日手帳をつけることができた初めての年で、楽しく使いましたが、書く欄が狭すぎて物足りなくなったのと、トモエリバーが薄すぎてどうしても裏抜けしてしまうのが気になってきました。
その結果、よりサイズが大きく紙にも厚みのあるオーディナルに行きつきました。

そのほか、試したもの

よく行く地元の文具店さんが毎年夏ごろになると、ワゴンセールでその年の手帳を売ってるので、気になる手帳はそのときに買って遊んでいます。
いろんなペンで落書きしたり、インクの試し塗りをしたり、年間カレンダーのページだけ切り取ってデスクマットに挟んだり、フリーページはサブで使用しているシステム手帳のリフィル用にリメイクもしたり。
使い勝手が良ければオーディナルからの引っ越しも脳裏にはあるけれど、今のところはなかなか・・・

  • ロルバーン:本文用紙のほどよい厚みはボールペンにとても良いし万年筆でも書きやすいけど、その本文用紙が黄色すぎてインクによっては発色に難あり。リングも書く時に手にあたって邪魔なのと捨てる時が面倒。表紙はすごく可愛いものが多くて惹かれるんですが…。

  • 左利きのための手帳:字は右手がメインですが、両利きでもあるので買ってみました。厚めで真っ白な本文用紙がいい感じですが、左利き用のレイアウトすぎて。

  • EDiT:万年筆の書き心地は良いしハードカバーもカワイイけど、用紙が薄すぎて不安。

  • KOKUYO ジブン手帳:私の生活スタイルにバーチカルは合わない。

3年目のオーディナル

書いている内容

オーディナルには年間・月間ブロック・週間・方眼・TO DOリスト・アドレス・ID PASSWORD etcがありますが、私も全ページをフル活用しているわけではないです。
だいたい使ってるのは以下のとおり。

  • 月間ブロックページ:左端にその日の歩数を書いています。コロナが流行していた時は住んでいる自治体のコロナ感染者数を書いていました。1日5,000歩を目標にしているので達成できた日は横に〇をつけて、モチベーションの維持に繋がってます。

  • 週間ページ(左):曜日ごとのブロックが二つに分かれているので、左側に箇条書きでその日行った場所・体温・見た映画など。右側が3行日記。

  • 週間ページ(右側方眼ページ):その日の気分で色々。3行で足りない日の日記、その週のまとめ日記、展覧会のチケットとかそのとき見たい映画のメモとか旅行計画とか。

  • 方眼ページ:毎年書いているのは、その年に見た映画・読んだ本(出版されたもの)・読んだなろう小説のリスト。今年は所持している万年筆・インクもリスト化してコレクションの把握に(今どれくらい持っていたっけ?となるので買い過ぎ防止に)。

  • TO DOリスト:ToDoとしてはではなく、ペンとインクの試し書きで使っています。サイズがTO DOリストのブロックがちょうどいい。

使用しているペン

メインはPILOTのエラボー(SFとM)、ぺんてるのエナージェル(0.4のターコイズとブルー)です。
私は筆圧が弱いのでゲルインクボールペンや万年筆がすごく好きなのですが、特にこの2種類が私にはすごく合っていて、この2本(ストック含むと家にトータルで30本くらいあるけど)書きやすいことが私の手帳選びの基準になっています。
エラボーとエナージェルをメインにしつつ、気分次第で他のペンを使ってみる、という感じ。

オーディナルの好きなところ

  • 本文用紙の紙質(万年筆がにじまない・裏抜けが少ない・適度な厚み)

  • 書きやすいA5サイズ

  • 書きやすいウィークリーレフトタイプ

  • フラットに開く製本

  • そこそこ多いフリーページ(しかも方眼)

  • 全ページがコーナーカットできる

オーディナルへの不満

カバーが黒の合皮っぽい発泡塩化ビニールなので、ちょっと手触りが残念かなあ。使う時に触れるのは本文用紙なので大きな不満ではないのですが。
でも、カバーに経費を使って中身の質が落ちるくらいなら現状のままで充分っす。

おわりに:2025年も使うぞオーディナル

2025年の手帳もオーディナルにしました。
今回は初めてカバーのないタイプを購入したので、カバーは2024年のものを使いまわす予定。でもB6サイズは他社からノートカバーも色々出ているので、他のカバーにしてもいいかもしれない。
書く内容は特に変える予定はないのですが、今年転職したので自然と変わっていくでしょう。来年も楽しみ。

最後に一言。
パイロットコーポレーションさん、今後もオーディナルを販売してくださいね!!