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発話判定機能で楽しくスピーキング練習!成果は・・・/中村洋太のスタサプチャレンジ!新日常英会話コース編(3)
こんにちは!フリーライターの中村洋太です!
スタサプ新日常英会話コースの体験レポートも、いよいよ最終回を迎えました。
休み休みの学習になってはいますが、開始から2ヶ月ほどLv.3を続けるうち、リスニングに関しては耳が慣れてきたようで、徐々に英会話を聞き取れるようになってきました。必死に毎日勉強しなくても、楽しみながら自分のペースで取り組んでいけば大丈夫。それで十分効果を感じられています。
しかし一方で、スピーキングの苦手意識は未だ払拭できずにいました。ソレイシィ先生の解説動画で「レッスンごとのキーフレーズ」は教わっているものの、現状のままでは実際の会話で使いこなせる気がしません。
というのも、アプリ内のスピーキングトレーニングの1つである「リード&ルックアップ」はカフェで声を出さずに行っているため、「和文を見て先ほどの英文を発話しましょう」と問題が出てきても、「あれ?なんて言うんだっけ?うーん、わからない。けど次へ進もう!」と、自己判定ゆえに多少わからなくてもなんとなくできたことにして、先へ進めてしまっている、というのが正直なところでした。
初回記事でも書いたとおり、ぼくは元からスピーキングに対して強い苦手意識を持っていました。新日常英会話コースのLv.1やLv.2のトレーニングだとリスニングは問題ないけれど、スピーキングは難しいと感じることがありました。
そこで、現在進行中のLv.3を一度中断し、スピーキングトレーニングに絞って、Lv.1、Lv.2を学ぶことにしました!(Lv.2が完了したら、Lv.3からはリスニングトレーニングも含めて再度チャレンジ予定です)
AIによるスピーキング評価機能が「話す」トレーニングのモチベーションに
12月10日から新日常英会話コースに、新しい機能が加わったとお知らせがきました!それがちょうど、スピーキングに関する機能でした。
(※2020年12月時点の情報となります)
これまでの「リード&ルックアップ」では、自分の発声した音声を録音し、それを聞いて、自分でできた・できなかったと評価するやり方でしたが、「自分の声をいちいち自分で聞いて、自己判定するのもなあ」と思う部分もあり、イマイチ気に入っていませんでした。
しかし今回のアップデートにより、発話した内容が文字起こしされるようになりました!実際にやってみたのですが、かなりの高精度で正しく聞き取ってくれます。
そして、AIが瞬時に判定してくれ、解答例と自分の解答が完全に一致していれば「Excellent」と言われます。判定は4段階評価で、一致率が高い順にExcellent, Great, Good, Nice Tryとなっています。
フィードバックがあることによって学習のモチベーションが上がるような気もしますし、解答例と自分の発話内容の差分をテキストで確認できるので、とてもわかりやすいです。
どこか一箇所単語を間違えると、「Great」になるのですが、やっぱり「Excellent」がほしいので、悔しさから「再チャレンジ」を押してしまいます。するとクリアしたい!というゲーム感覚になってきて、うまくいくまで何度も続けているうちに、長めのフレーズでも自然と暗唱できるようになっていることに気付きました。
これはかなり良い機能。まだ集中トレーニングを始めて一週間足らずですが、このまま継続していけばスピーキングが上達していきそうです。
スタサプのおかげ? ワーケーション中のエピソード
「新日常英会話コース」を始めて、あっという間に3ヶ月間が経ちました。まだ劇的に英語力が上がった、というわけではないけれど、カフェへ向かう電車内や仕事の隙間時間など、スタサプに接する頻度が増えたことで、英語への抵抗感が薄れた気がします。
それを感じたエピソードがひとつあります。
以前、とある場所でワーケーションをしていました。
ある観光地を巡っていると、古民家風の喫茶店の前で立ち止まっていたアメリカ人ファミリーに話しかけられました。
「Do you speak English?」
と聞かれ、以前だったら少しためらっていたかもしれない場面でしたが、頭で考えるよりも先に口が動いていました。
「Yes, a little.」
そこからほんの少し、会話が始まりました。
「ここはカフェなの?食事をしたいんだけど、(メニューの書かれた看板を指差して)ここにはなんて書いてあるんだい?」
「カフェだよ。オムライスとかナポリタンって書いてある。ランチメニューだね」
「いいね!」
「でも14時がラストオーダーだから、あと5分しかない」
「そうなのか、じゃあ急いで入ろう。Thank you!」
「You’re welcome!」
スタサプを使って学習してきたことで、自信が生まれ、英語を話す苦手意識が薄まっていったのだと思います。手を振りながら、「あ、ちゃんと聞き取れた」と実感しました。
たったこれだけの会話でしたが、コミュニケーションの結果少しでも彼らの助けになれたことで、ぼくはすごく満たされた気持ちになりました。
英語の学習を続けていると、ときどき目的を見失い、「英語の学習自体」が目的にすり替わってしまうことがよくあります。しかし、ぼくが英語を学ぶのは、やっぱりこうしたコミュニケーションを取りたいからだ、と初心に返ることができました。ときどきはこうして、英語を実践する場があることが、私たち学習者にとって大切なことなのかなとも感じます。
これからも少しずつ、スタサプを使って学習を続けていきたいなと思います。コロナの流行が落ち着いたら、また海外へ出て、たくさんの人といろんな話をしてみたくなりました。今からワクワクしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!