ITストラテジスト 午後I・午後II 出題 振り返り速報 令和6年春
情報処理技術者試験、受験された方、お疲れ様でした。
本noteでは出題予想をしておりますので、本記事にて出題予想に対して午後I・午後IIの評価を中心に行います。
なお、過去問は試験センターからダウンロード可能です。
午後I 振り返り
午後Iでは下記の三問が出題されました。
問1 インターネットサービス事業者による総合金融サービスの提供
問2 地方新聞社におけるITを活用したビジネスモデル変革
問3 旅館のIT活用による業務改革
午後Iの事前の出題予想と評価は次の通りです。
■午後I出題予想と評価■
1. 問1は先端技術や新流行のビジネスモデルが出題されそう → 問1ではデジタル経済圏をテーマとしていた
2. 問2・3はどちらかが文章(マネジメント系)、どちらかが図表(テクニカル系)の読解力が求められる問題が出題される → 問2が文章系、問3が図表系であった
なお、過去4年分の過去問は下記の通りです。
午後II 振り返り
午後IIでは下記の二問が出題されました。
問1 DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けた新たな情報技術の採用について
問2 新しいビジネスモデルの策定について
午後IIの事前の出題予想と評価は次の通りです。
■午後II出題予想と評価■
1. 問1は先端技術や新流行のビジネスモデルによる"攻め"の問題が出題されそう → DX(デジタルトランスフォーメーション)の集大成的な出題だった
2. 問2は既存業務やプロジェクトを前提とした"守り"の問題が出題されそう → ビジネスモデルの策定という"攻め"のキーワードだが、問題文には「オペレーション改善による収益UP」という例示もあり、問1よりは"守り"の要素もあったと思われる
なお、過去4年分の過去問は下記の通りです。
総評
午後Iは問1でデジタル経済圏が出題されるなど新たなテーマがあったと思いますが、問題の構造は(問4が無くなったことを除けば)従来通りの出題であったと思います。
午後IIはDXとビジネスモデルというここ最近の集大成的な出題であったように思います。"攻め"のテーマを持った方は問1・2いずれも書けたのではないかと思います。一方、業務改善などの"守り"のテーマをもとに挑んだ方は問2の方が書きやすかったかと思います。
本noteでは、高度情報処理試験の、合格に向けたサポート記事を充実していきます。
それでは、ともに頑張りましょう。
ではそれまで。