令和6年度 大阪大学医学部学士編入学試験【成績統計分析】
成績統計を見て入学手続きを完了させるまでが阪医編入です。
令和6年度成績統計速報
科目 平均点-最高点/満点
令和5年度成績統計(昨年度)
物理学難化時代
100点満点ですが、受験者平均が10点台が続いており低得点の勝負になっております。物理を捨てても合格できるかという質問を山ほど(n=13)いただきますが、その質問をされる時点で合格しないので返信していません。この低得点の争いの中、25~30点確保できると合格に近づきます。
化学は大学院入試レベル
近年の大阪大学医学部編入試験の化学は旧帝大化学科の大学院入試レベルです。40〜50/100取れれば合格可能です。
化学系の方は院試勉強が阪大医学部編入対策になります。
5年ほど前は物理化学は6割が合格ラインと言われていましたが、近年2021ー2024は物理化学4割80/200もあれば十分合格圏内に入ることができます。問題を見て諦めないようにしましょう。
TOEIC受験者平均2年連続上昇
東京外国語大学の編入試験の合格者平均が860と言われている中、大阪大学医学部学士編入試験の受験者平均が835はかなり高いと個人的に思います。
大阪大学以外にも外部スコアを導入する大学が増加したことが主な原因で、2022年から導入されて2年で平均点が10点、TOEIC換算で90点上昇しました。私が予想していたより早く850付近に到達しそうです。
合格ラインに関しては900-920ぐらいが目安であまり変化がないと予想しています。
小論文点差が開いている
二年連続小論文満点(50/50)が出ました。
数年前は最高30点台後半でしたが、近年5点刻みで点差が開くようになりました。(実は10-15年前ほど昔は5点刻みで点差がついていたので、点差がつく時代が再到来した・点差がつかない時代が終了したという見方もできます。)
受験者平均も高くなっており、25-30点は確保しておきたいです。
面接の平均点が少し低い
かなと思いましたが、25点が50%なのでそうでもないかもしれません。低得点の方が例年より数名多かったのかなと思います。
受験者減少傾向
特異的に低かった2015-2016年度並みに受験者数が低下しました。
受験者数も加味して最終合格者数を決めているのかもしれません。
大卒なら誰でも受験可能な試験にしては76名は受験者数が少なすぎると個人的に思います。
一般入試だけでなく、学士編入試験を突破して医学生になるという選択肢もあります。2025年度大阪大学医学部編入試験まであと約9カ月となりました。
あなたの挑戦をお待ちしております。
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点数と順位の目安
近年のデータと成績統計データ(n=4)から推定した順位とスコアです。
1位-315/450(70%)
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