マレーシア、一転、入国規制強化!! byきょんまま
※本記事は2020年7月22日に書かれたブログです。掲載内容は当時の状況に基づきます。
マレーシア政府は7月24日以降のすべてのマレーシア入国者は、自宅隔離ではなく、政府指定の隔離施設に14日間の強制隔離となる旨発表しました。
現在マレーシアへの入国者は、14日間自宅等での自主隔離が求められており、ピンクのリストバンドを付け13日目に指定病院で再検査の後リストバンドを外す運用になっています。しかし、これが政府指定の隔離施設での強制隔離に戻るというのです。しかも、外国人は費用全額自己負担です。自宅隔離中に家族に感染者が出たケースがあるとか、13日目に再検査に行かない人が多いとか、行動規制を守らない人が多いとか、リストバンドをつけた人が外食をしている姿がTwitter で炎上したとか、その理由は色々言われています。新規感染者数は日に1桁まで減少していたマレーシアですが、ここ数日は2桁が続いています。
しかし、ここまで慎重に、そして少しづつですが入国について緩和が進んできただけに非常に残念です。
さらに、マレーシア政府は、7月になり3月18日の行動規制(MCO)開始後(いわゆるロックダウン後)にマレーシアを出国した人の再入国は原則認めないと言い始めました。完全な後出しジャンケンに、既に出国した人達は動揺しています。こちらも、ビザの種類によって対応は違うようで、日々情報がアップデートれている状態です。7月20日時点で日本大使館からは、入国管理局の許可が取れれば入国は可能とアナウンスされていますが、その手続きについて不明瞭な部分もあります。実際に、私も自分のビザ(MM2H)が入国許可を取れば十分なのか、プラスして別の許可が必要なのか、問い合わせ先によって回答がまちまちで何が正しいか正直解りません。MCO期間中に1度出国した方が、成田空港で足止めされたとか、マレーシアまで行ったが入国できず引き返したなどというネット上の書き込みを見ると不安になります。
そこにきて、今回の強制隔離への方針変更。。。。かなりショックです。
私自身8月に渡航予定で、入国許可の申請やアプリのダウンロードなど準備を進めていたのですが…。これまで年に数回、何気なく行き来していたマレーシアがとても遠くに感じられます。