Selamat Hari Raya! (祝ハリラヤ) byきょんまま
※本記事は2020年5月24日に書かれたブログです。掲載内容は当時の状況に基づきます。
今日はマレーシアの祝日ハリラヤです。
ハリラヤとは、1か月の断食(ラマダン)を終えたことをお祝いするイスラム教徒にとって大事な祝日。帰省をして家族や親戚が集まり食事を楽しみます。1年で1番おめでたい日と言われているので、日本でいうとお正月みたいな感じでしょうか。
ちなみに、ラマダンやハリラヤの時期はイスラム暦に基づいているため、毎年少しづつ日にちが早まります。
今年はコロナによる活動制限令が出ているため、いつもの通りのお祝いとはいかないまでも、各家庭でそれぞれハリラヤを祝っているようで、マレーシアのお友達からは、「Selamat Hari Raya!」というメッセージと共に新調した服装に身を包んだファミリー写真がたくさん送られてきました。
また、通常はハリラヤから1か月位はお祭りモードが続き、オープンハウスといって友達や知人を招き食事を振る舞ったり、お年玉みたいにお祝いのお金を入れた袋を渡したりします。こちらでは日本のように大人から子供にあげるだけでなく、大人から大人に渡したりもします。
写真は昨年オープンハウスにご招待頂いた時のものです。伝統的なマレー料理をご馳走になりました。
首相も自宅を開放し、訪れた人達に食事を振る舞うようで、毎年ものすごい人で賑わうようです。昨年マハティール首相に会いたくてオープンハウスに向かいましたが、間違えて首相官邸に行ってしまい空振りに終わった苦い思い出があります。今年はリベンジと思っていたので残念です。
来年はマレーシアらしい賑やかなハリラヤを迎えられる事を切に願います。