マレーシアロックダウン3度目の延長(〜5/12)で今年のラマダンは様変わり?? byきょんまま
※本記事は2020年4月24日に書かれたブログです。掲載内容は当時の状況に基づきます。
4/28までに延長されていた活動制限令(Movement Control Order:以下MCO)の5/12までの更なる延長が発表されました。
最近数値を見る限り、新規感染者数は100人を下回り、回復者が新規感染者を上回る状態、つまり治療中の患者数が減少に転じていたため、MCO 解除の可能性もあるかなぁと期待していましたが3度目の延長になってしまいました。
さて、イスラム教徒が多いマレーシア。
今年は昨日4/23からラマダンがスタートしました。
ラマダンとは、イスラム教徒が行う約1ヶ月間の断食のこと。期間中、イスラム教徒は昼間の飲食を断ち主神であるアッラーへ感謝を捧げます。日の出から日没までの時間は、食べ物はもちろん水ですら口にしません。実際、朝5時頃には朝食を済ませ夕方7時過ぎに夕飯となります。
そのため毎年この時期は夕方から至るところでラマダンブュッフェやラマダンマーケットが開催され賑わいます。
写真は昨年のラマダンマーケットの様子。ラマダン期間中は毎日夕方5時過ぎから屋台がでて多くの人が夕飯を買っていきます。その場ではまだ食べられないため、皆自宅に持ち帰り、テーブルに食事を並べて断食が解かれる時間を待つそうです。またモスクでは毎日日没の礼拝の後無料で夕飯が振る舞われ、多くの信徒でごった返すそうです。
今年はこのような光景も見られなくなってしまうのかなぁと思うととても残念です。